08年10月11日(土)
臨時国会どうみる?―南丹・亀岡で/中村梅之助さん、おおいに語る!2008
今朝は南丹市八木町の神吉地域からスタート。吉田幸一4区候補とともに、南丹→亀岡の10ヶ所で訴えました。
黄金色に輝く田んぼの稲穂、咲き乱れるコスモス、色づき始めた柿の実、…この季節、口丹は本当に美しい風景に包まれます(写真がないのがとっても残念!)。
吉田候補は、雇用や高齢者医療、農業について公約を述べ、私は臨時国会をどうみるか〜民主が補正予算「賛成」、新テロ法案「採決容認」に転じたことなどを話しました。
…実は、朝の電車で、原稿をあわてて書き直したところです。今朝の『しんぶん赤旗』、「臨時国会は今どうなっているか こくた恵二国会対策委員長に聞く」を読んで、いま起こっている異常事態、民主党の国民軽視・党略優先ぶり、…これをしゃべらなくては〜!と。
★民主は「早期解散のために、審議はいらない」と言うが、国会というのはそもそも審議をするところ。徹底審議で与党を追い込むことこそ野党の責任ではないか。しかも、補正予算案は国民の願いにこたえるものではなく、「後期高齢者医療制度を続ける」前提での「見直し」も。…「賛成」すれば、この制度の存続を認めたことになるではないか。議場では「さっそく大連立か!?」とのヤジまで飛んでいる。
★さらに、新テロ特措法案「採決容認」とは、事実上早期成立への“GOサイン”であり、民主のこれまでの態度とも、国民多数の世論とも相容れない。アフガニスタンでは、今年になって日本のNGOの青年が犠牲になるなどの情勢が悪化し、l「戦争・武力ではテロは解決できない」ことがはっきりしてきて、アフガン政府もタリバンに「対話と交渉を」と手紙を出している。日本の給油方針も中止するべき。〜こうした問題を「徹底審議」で明らかにする必要がある。ところが、民主は「審議は1時間でもいい」という立場で、まったく道理がない。
★背景には、民主・小沢代表が「日米同盟の維持・発展」(代表質問)と、麻生首相そっくりの言葉で“アメリカ追随ぶり”を宣言したように、自民と民主は“同じ土俵”にいることがある。いま、“アメリカいいなり、大企業中心”政治の転換こそ必要であり、それができるのは日本共産党しかない。etc.
…書くのは簡単でも、しゃべるのがムズカシイのが演説です。10回しゃべって、9・10回目は「いまのは良かった〜」と自画自賛。あとは、…すみません。
..:* * ★ * * :...:...:* * ★ * *:...:...:* * ★ * *:...
夕方、京都市内へ急いで戻り、「中村梅之助 前進座の歴史と未来を語る」を聴きに行きました。私にとって、梅之助さんといえば「=遠山の金さん」。保育園の時からの大ファンです!
舞台生活70年を迎えられた梅之助さん。戦前の「前進座」創立前夜から、その後の波乱万丈の歴史、表現の自由が無かった時代。縦横に、自らの歩んだ道に重ねて語られた65分間は、まるで“独り芝居”のようでした。
…感激し、勇気をもらいました。中村梅之助さんと前進座、ますますのご活躍を祈ります!