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08年6月26日(木)

温暖化問題で、南禅寺や平安神宮などを訪問/国政報告&原油高騰問題懇談会2008

 近づく「7・5地球温暖化防止大講演会」の案内に、南禅寺や平安神宮、永観堂、下鴨神社など左京区の15軒の社寺を、光永府議や党市民運動部の榊原さんと訪問しました。

 「生き物の多様性を大切にと、私たちもがんばってますよ」「鎮守の森の保存を全国的にやっています」など、あちこちで独自のとりくみも教えていただいて、こうした宗教者や市民レベルの努力を交歓しあうような企画も、ぜひすすめていきたいと感じました。

 …それにしても、です。洞爺湖サミットに向けたG8外相会合が開かれている京都市内は、ものものしい警備隊やパトカーで騒然たる雰囲気。京都御苑には「一般見学者の立ち入り禁止」と看板が立ち、ヘルメットに長〜い警棒(?)を持ったり、装備を固めた警備隊が数百人。ふだんは観光客や親子連れがゆったりと散歩する“市民の憩いの場”が、京都迎賓館ができて以来、外国の要人が来るたびに「厳戒態勢」で一変してしまいます。「いくらなんでもあんまりだ〜」と感じているのは私だけではないでしょう。…九州や和歌山からも来ているという警備隊のみなさんも、暑くて大変そうです。

 夜は、「緊急国会報告&原油高騰問題懇談会」(党府議団/京都市議団/国政委員会 主催)を開き、急な呼びかけにも関わらず60人を超える参加がありました。

 穀田恵二国会対策委員長が169国会の報告を行ない、井坂京都市議と原田府議から原油高騰対策のとりくみを報告し、会場からご意見を聞きました。

 「材料の石油製品や建設資材の値上げで、中小業者や建設業者が大変。資金繰りの悪化も深刻」(京商連)、「100円、200円と給食費を値上げする自治体が相次いでいる」(京教組)、などの実情とともに、「そもそもなぜ原油が上がっているの?」という質問も…。

 私から、以前の石油ショックと違って国際的な投機マネーによる価格の吊り上げが根本にあることや、党国会議員団が昨年12月以来一貫して暮らしや営業支援の「緊急対策」とともに、「投機マネーの規制にあらゆる手をつくせ」と要求してきたこと。政府も、本日昼に行なわれた「原油等高騰に関する緊急対策関係閣僚会議」では、「投機資金」に触れざるをえなくなっていることを紹介しました。

 穀田さんから、「原油高騰問題での日本共産党国会議員団の申し入れ」(07年12月4日)の観点――投機マネー規制の国際的協調を実現するために、あらゆる方策を/大手商社・荷主・元請け親企業などに対しての強力な指導/緊急の減税措置など――がいまも重要であり、暮らしと営業を守るたたかいであらたな共同を広げよう、と呼びかけがありました。

 …閉会あいさつでも言ったのですが、この課題でも“たたかいが政治を動かす”ということを、私自身ほんとうに実感しています。党京都府委員会の原油高騰対策本部として、この半年で4回の省庁要請を行ない、現場の声を届けるなかで「福祉灯油」「ガソリン代補助」などきりひらいてきました。今日の懇談会をうけて、さらに実態調査や対策の前進へ、がんばります!

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