08年6月15日(日)
“憲法のリンゴ”染色家・高谷光雄展/おさん(産)しんぽ2008
午前中、市立芸大の先輩でいつもお世話になっている、染色家・高谷光雄さんの個展を訪ねました。
赤や青の“リンゴ”が浮かぶ大きな作品に、「カンスタチューション(交響曲)」の第1楽章から第5楽章まで、それぞれ「不安」や「希望」などのタイトルがついています。
「リンゴは、何ですか?」と高谷先生にお聞きすると、「憲法の条文をイメージしている」とのこと。
…食い尽くされそうなリンゴ、溶けそうなリンゴ、そしてたっぷりと豊かな(おいしそうな)リンゴ…。シュールで鮮烈!さすが、見ごたえがあります。同時に開催されている染・清流館には、第1楽章「誕生」も展示されているそうです。
*ギャラリー中井での個展は今日まで。染・清流館(中京区室町通錦小路上ル)の4人展は7/20まで。
午後は、日本共産党京都府委員会主催の「おさん(産)しんぽ」に石村かず子3区候補とともに出席しました。
開業助産師の高橋律子さんや、民医連中央病院産婦人科の藁谷深洋子医師から、お産をめぐる事情や歴史、産婦人科医療の現状などの話があり、“ママ代表”の増田友子さんの体験談も。石村さんが「安心してお産できる医療体制の充実のために」と党の提案を紹介。
フロア発言では、新婦人、議員、助産師、お母さんなど、さまざまな立場からの意見が交わされました。
「共産党に惹かれたわけじゃなく、お産ののすばらしさを話したい、とやってきました」「宗(党)派を超えて、お産やいのちの大切さに、もっととりくんでほしい」…etc.
この企画、「お産が危ない!」からスタートして、病院、助産院訪問やアンケートにとりくむなかで、「お産ってホントはすばらしいもの」「産み方や生き方」と私たちも認識を深め、「やっぱり安心して産み育てられる世の中にしたいね」との思いを共有できれば…、と今日の日を迎えました。
…初の試みでしたが、やっぱり、やってみてよかったかな〜と思います。“産みたくなった”の感想もたくさん!?
ぜひ、お産や小児救急医療が深刻な事態になっている北部や南部などでも、どんどんとりくんでいきたいなぁ、と思います。