08年5月19日(月)
「農業再生プラン」で京都市農協と懇談2008
党の「農業再生プラン」を持って、京都市農業協同組合を訪問。原2区候補、吉田4区候補、小林こくた秘書、かみね府議らとともに、営農経済部次長の幡山哲郎さんと懇談しました。
府内にある5農協のうち、京都市農協は市内のほとんどの地域を管轄し、組合員は約3600人。“京都”という都市近郊の条件を生かし、集荷はせずに各農家やグループが中央市場や直売所に出荷するしくみで消費者とのふれあいを大事にしているとのこと。若手の就農者ではレストランに直接契約するなどの例もあるそうです。
印象的だったのは、加茂なす、九条葱などの伝統的な“京野菜”は「作りにくい、規格がそろわない」と廃れていく様子だったのを再注目し、農業関係者の研究や努力を積み重ねて生産技術を高め、広げてきたというお話です。…夏と秋には、研究者や消費者とともに作物品評会を開催しているそうで、ぜひ参加したいと思いました。
…「日本の農業にはすばらしい力がある」とは、中央委員会が秋田で開いたシンポジウムでも志位委員長が発言していたことですが、ほんとうに水田でも野菜でもすばらしい生産技術があるんだと、あらためて感じました。
その他、「都市近郊農業においても米作は必要。水田は野菜の連作障害の対策にとても有効である」という指摘や、宅地並み課税制度についての実情など、大変勉強になりました。
…「再生プラン」で対話をすればするほど、この活動が待たれていることを実感します。もっともっと対話を広げていきたいと思います。
Ps.写真(上)は、昨日の舞鶴で元地区委員長の土佐さんにいただいた夏みかん。…これがほんとの美しさだなぁ〜と。