08年3月27日(木)
『資本論』学習の“師匠”砂川良昭さん謝恩会/道路特定財源で福田首相、緊急会見2008
長年、民青同盟府委員会で専従の学習会を担当していただいた砂川良昭さんが勇退されることになり、「謝恩会」がありました。
砂川さんは、私にとって『資本論』学習の“師匠”です。…ちょうど10年前、民青同盟で働きはじめた時にお世話になり、60才を過ぎてから『資本論』の再学習に挑戦したという話に、びっくりしたのを覚えています。それが、私自身が『資本論』を読み、読了するきっかけになりました。
砂川さんの謝恩会での“記念講演”。テーマは、中国「人民公社」の大失敗とその要因を日本共産党の新しい綱領に照らして分析。…82才、“砂川節”健在!です。
集まった20〜40代の“師弟”メンバーから発言し、党府委員会からも渡辺委員長、細野書記長が飛び入り。
…いくつになっても学び続け、挑戦し続ける(ときには失敗しても)。砂川さんの“生き様”から、私も学び続けよう、襟を正して〜、とあらためて感じました。
師匠、ますますのご健勝をお祈りします!!
さて、夜のニュースでは道路特定財源問題で福田首相が緊急記者会見。「道路特定財源について、今秋の税制抜本改革時に廃止し、09年度から一般財源化する」とのこと。
この間、日本共産党は穀田恵二国対委員長を先頭に連続してこの問題を追及してきました。…世論と国会論戦がここまで追い込んだんだなぁ〜と感じます。
けれど、「一般財源化」するんなら、08年度(つまり4月1日)からすぐやるべきだし、暫定税率問題も含めて「ガソリン税の値下げ」こそが多くの国民の願いではないでしょうか。
首相は、「道路中期計画」―10年間で59兆円の道路特定財源を注ぎ込む―は「期間を5年に短縮する」と言います。だけど「一般財源化する」なら「白紙に戻す」ことにしないとつじつまが合いません。だいたい「計画」のうち半分くらいは「ムダづかい」と批判の多い高速道路建設計画なんだから、白紙撤回してすべきです。
…矛盾だらけです。国会も先行き読めません。けれどともかくも、政治が動いていますね。“国民の声”によって。