07年11月23日(金)
「共産主義のススメ」講座。“未来社会”論はみんなで議論して発展させましょう2007
午後、党と民青府委員会主催の企画「新しい政治探求連続講座B―共産主義のススメ」で講師をしました。
事前から『赤旗』折込みやネットでの告知にさまざまな反響があり、「この打ち出しってどうなん?」と私自身もちょっと気がかりだったんですが、20代からベテラン世代まで約40人の方が参加されました。
私の60分の話は、@「資本主義はこのままでいいのか」という危機感がひろがる世界資本主義の現状、Aマルクスが『資本論』などで述べた資本主義の矛盾とそれを乗り越えていく社会主義・「生産手段の社会化」、日本共産党の展望(綱領)、Bラテンアメリカや中国で“現在進行中”の社会主義をめざす国づくりの現状など。
後の質疑や分散討論でもりあがったのは、「中国をどう見るか?」「生産手段の社会化でどうなる?」「ベネズエラの“草の根”社会主義は?」などなど。
…みなさんの関心・疑問に十分答えられたかというと「?」ですが、特に若い人たちが「初めて聴いた。面白かった!」「自分も勉強したい」と、紹介した本を買ったりしてくれたのがよかったかなぁ、と思います。
今回の準備にあたって、国連の「人間開発年次報告」や先月の中国共産党大会に関する文書、「世界貧困撲滅デー」の国際シンポジウムで報告された中国の貧困削減の成果、ベネズエラやボリビア関連報道など、新たな資料に目を通して、私自身がとても!!(×2)勉強になりました。また、発達した資本主義国である日本の、私たち自身の運動の重要性をあらためて感じました。
「社会主義・共産主義」というのは、資本主義の枠内での民主的改革の“その先”、未来への大まかな展望という話です。だから、「これはこうなる」というような「答え」はありません。つまり、みんなで“発展させていく”のが大事です。
午前中は、娘・リリコと一緒に、右京区保育園保護者連合会の親子交流会へ。リリコは、腹話術の人形に「こわ〜い」「目パチパチしてやったなぁ」…腹話術の“しくみ”はまだちっともわかってないようです。…手品に腹話術に工作etc.私はスタッフだったんですが、おおいに楽しみました。