07年11月 3日(土)
国民あぜん。首相と小沢氏の「大連立」密室会談、派兵「恒久法」取り引き2007
まったく「あぜん」というほかありません。昨夜の福田首相と小沢氏との党首会談で、自民・民主の「大連立」が協議されたという話です。
夏の参院選で、民主は「反自民」と言い、自民も「民主批判」をくりひろげて、結果、民主が議席を伸ばしたはず。その2党が「連立」ということになれば、あの参院選は何だったのか? …「大連立」が話し合われること自体、参院選での民意を裏切ることになるんではないでしょうか。
しかも民主は「拒否」したとはいえ、なぜ小沢氏は持ち帰ったのか。一部報道では、小沢氏側がこの構想を持っていたのでは、とまで伝えられています。
もし「大連立」となれば、衆・参院ともに8・9割を占める巨大与党の誕生です。…なんでも思い通り、まるで「大政翼賛会」。こんなの国民は許しません!
もう1つ。党首会談のきっかけになったインド洋での給油活動について、小沢氏が海外派兵「恒久法」を検討するなら新テロ特措法に協力すると言ったそうです。…「恒久法」とは、憲法違反の戦争支援(参加)活動を文字通り永久的にするというとんでもない話です。
同時に、「派兵恒久法」とは小沢氏の年来の“持論”と、今日の『しんぶん赤旗』が志位委員長の会見(党首会談前)内容を詳しく伝えています。
…そういえば、小沢さんって、この前まで自自公(自民・自由・公明)連立だったんだ。あのときの内閣暴走もひどいものでした。なんだか、党首会談の写真がキツネとタヌキみたいにみえてきました。
やっぱり、早く、解散・総選挙を。今日は、比例候補の宮本さん、穀田国対委員長や小選挙区揃っての街宣など街頭から訴え。また「いまこそ憲法!京都のつどい」&憲法ウォークに参加しました。