07年9月26日(水)
福田新内閣発足。キャッチフレーズは「希望と安心の国」???2007
安倍首相の政権投げ出しに続く、福田新内閣が昨日発足しました。
「新」とは言うものの、閣僚にも自民党4役にも小泉・安倍内閣のメンバーや派閥のトップがずらり。「古い自民党のよみがえり」とマスコミも書いています。
福田さんのキャッチフレーズは「希望と安心の国づくり」なんだそうです。「若者に希望を、国民とお年寄りに安心を」と。…まあ、「美しい国」に比べたら不気味さは半減です。
でも、若者から「希望」を奪い、国民やお年寄りが「安心」して暮らせない国にしてしまったのは誰でしょうか? …不安定雇用を増やす労働の規制緩和、増税と負担増で年金も医療も介護も福祉も切り捨てる「構造改革」路線を、財界の要求のままにどんどん推進してきたのが小泉内閣です。その、官房長官だった福田さん。官房長官は“首相の女房役”と言われます。共同責任は免れません。
この「構造改革」路線の反省と転換を抜きにしては、「希望と安心」はそれこそ空虚なキャッチフレーズになってしまうだけではないでしょうか。
今日は、そうした政局の展開に関わっての会議が朝から夜まで連続4つ!! さすがに頭がガンガンします。その合間に衆院候補の吉田さゆみさん(5区)、吉田幸一さん(4区)とともに街頭に出て烏丸御池の交差点から訴えました。…夕方のラッシュ時、たくさんの顔が振り返り激励してくれます。臨時国会再開。1歩でも2歩でもみなさんの要求の実現へ、そして解散・総選挙へ、がんばるぞ。