07年9月14日(金)
中田くん22歳の「過労死」認めてよ!2007
想像できるでしょうか。あなたの恋人や妻や兄弟姉妹や父母やすべての人々が、仕事帰りに寝込んだまま冷たくなっている光景を。許せるでしょうか、その原因が明らかに働かされすぎだったとしたら…(「中田衛一ネット 結成よびかけ」より)
綾部トステムで中田衛一くん(当時22歳)が亡くなってから6年。ご両親が過労死認定を求めている裁判を支援しようと、京都市内の若者たちが準備をすすめてきた「中田衛一ネット」が、本日結成され総会に参加しました。
「息子の無念を繰り返したくない」というお母さんの言葉、何度お聞きしても涙が出ます。けれど、明治屋三條ストアーの岩田謙吾さん(この前書きましたが)など、その後も繰り返される若者の過労死、本当に悔しくてなりません。
総会後、午後9時から青年雇用10万人署名のスタート宣伝(阪急西院駅前)へ。参院選の時もそうでしたが、夜10時になっても仕事帰りの人々が途絶えることはありません。
「担当地域が関西・四国・中国地方で、出張ばっかり渡り歩いてます。続けていけるんか不安」と20代のエンジニア。「時給1000円、ぜひやってほしい。僕は日給4000円ですよ」と18歳の定時制高校生、「もひとつ言うと、すぐ怒鳴られたりっていうのがつらい。バイトも人間として扱ってほしいなぁ」。
…立ち止まり話してくれる一人ひとりの声が、もっともです。
京都市長候補の中村和雄さんも飛び入りで励ましていただきました。弁護士活動でも雇用問題プロフェッショナルな方です。
「中田衛一ネット」結成や、青年雇用署名や、そういう運動を京都中の若者に届くものに広げたいと思います。
もうこれ以上、京都で過労死する若者を出さない。そのために…。