07年7月 3日(火)
京都青年会議所「参院選公開討論会」2007
京都青年会議所による公開討論会があり、またまた例の4人が顔を合わせました。
参加者による投票で決まった第1部のテーマは「財政再建と消費税」「教育」。
「財政再建」では、私は、借金財政の3つの原因…@大型公共事業や軍事費のムダづかい、A大企業・大金持ちへのゆきすぎた減税、B構造改革・庶民負担増で消費冷え込み→景気悪化→税収減の悪循環、を述べ、「この3つにメスを入れてこそ、財政再建の展望もひらける。消費税増税とは最悪の選択になる」と主張しました。
「教育」では、「徳育」といって「愛国心」や「先の戦争は正しかった」という特異な見解を子どもたちに押し付けたり、競争をひどくすることに反対するとともに、OECD諸国で最低になっている教育予算を増やし、「少人数学級」実現や教員の多忙化解消で、子どもの向き合う時間を増やすべき、と、フィンランドの教育を例に出して述べました。
2部では、お互いが質問しあうという形式。…憲法をめぐるやりとりで、民主・松井さんの質問に対して、自民・西田さんが、憲法24条(両性の平等)にケチをつけるという一幕も。私は、民主・松井さんに「労働法制の改悪が98年と2003年と行われたが、民主は賛成した。まちがったと考えているのか?」と質問。松井さん「規制緩和がゆきすぎた。…98年は、私は現職ではありません」。
…なかなかスリリングな討論会でした。熱心に聴いていただいた参加者、準備していただいた青年会議所のスタッフやコーディネーターの新川教授、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです! さあ〜、明日・明後日は「政見放送」です。