07年6月19日(火)
南山城村の37歳・しばがき村長候補を応援/教育3法、井上さん「全国学力テスト」採点について質問2007
村長選挙に立候補した、しばがき紀行さん(無所属)の応援へ南山城村へ行きました。軽トラ候補者カーは初体験です。
しばがきさんは37歳。同い齢ですが、すでに8年の村議経験の持ち主で、2人の娘さんのパパ。8年前、民医連京都中央病院を退職して村に帰り、立候補。…たしか当時も民青同盟から応援に行きましたが「のりちゃんが立派になって帰ってきた」と、村の大きなブームになりました。
「4年前、前村長の公選法違反や幹部職員の汚職が発覚し、清潔な政治を願う村民の期待を集めて村長になったのが橋本さんです。私は、これを引き継ぎ発展させるただ一人の候補者です」としばがき候補。「子育て支援」や「農産物の地産地消」など、主張は明快です。
橋本村政を引き継ぎ、37歳の若き村長が誕生すれば、小さな村が京都と日本中に明るいメッセージを発信することになるのはまちがいありません。…ぜひ多くのみなさんのご支援を!
村から帰り、16:45から井上さとし参院議員の教育3法案の質疑(文教科学委員会)をTVで見ました。
井上さんは「全国いっせい学力テスト」採点について質問。「採点作業」は、年金オンラインシステムを巨額で受注したNTTデータが受託し、コムスンで問題になっているグッドウィルグループからの派遣労働者がやっているというのです。
しかもその採点では、「正答」基準が途中で変わり、「混乱」と『朝日』も報じています。中学の「数学」では、「y=2x」は正答だが「y=2x+0」は○か×か。…途中まで「×」だったのが「○」に変わったと、現場からの告発があったそうです。文科大臣は「見直しを指示している」と言いますが、井上さんは「本来、採点とは教育の一環。それが素人に委託されていることが問題」。(写真提供は参院井上室)
そもそもなぜ、「全国いっせい」なのか?…競争と管理強化では学力向上にはつながらない、と、井上さんは教育3法案の廃案を求めました。
TV中継はそこで終わったのですが、実は質問終了直後に、質疑が打ち切られ、またもや「強行採決」。…与野党合意もなく、何でも数の力で押し切る安倍内閣の暴走、許せません!!