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07年6月16日(土)

「げんなり!最賃生活」挑戦中の青年たち来訪/下京女性のつどい・街宣/東山区、南区演説会2007

 「ホントに最低賃金で生活できるのか!?」〜挑戦中の京都総評青年部のみなさんが来訪され、お話を聞きました。

 4回目の今回は、100人が6月1日から体験中とのこと。京都の最賃は時給686円で、月収に換算すると12万円弱。そこから税金や家賃を引けば、手元に残るのはほんの3〜4数万円だそうです。

 「これまでの実績でも、シングル(親から自立して単身生活)はまずムリ。『親と同居』派でないと。つまり自立ができないということです」と奥西さん(27歳)。「何かあると達成不可能。自転車がパンクしたり医者にかかったり、友達の結婚式なんかあったら『終わり』です」、「以前の挑戦では、食費を減らそうと、朝・昼ぬきで夕食のみにしてやっと1ヶ月達成した」…と予想を上回るハードな証言。

 「みなさんの体験から、最低賃金はどれくらい必要ですか?」とたずねると、「1000円でも実は足りない」「1100〜1200円は必要」との答え。イギリスは1190円といいますから、もっともな数字ですね!

 日本の最底賃金が世界の水準からも、憲法25条に照らしても低すぎること、この間の経過でも地域格差を広げるのでなく「全国一律」が重要なことを話し、ぜひ国会でとりあげなければ、とあらためて感じました。

 午後は、下京区女性後援会「たんぽぽのつどい」のあと、事務所から七条通りまでにぎやかにハンドマイク。

 四条烏丸では、交差点にいたおおぜいの若者がじっとこちらを見て大きな拍手。「初めて選挙。応援しますよ!」。

 また、東山区一橋小学校と、南区九条中学校での演説会で訴えました。九条中は体育館いっぱいのご参加。南地区委員長の石川さんが「成宮さんとは10年来の友達です」と芸大や民青同盟時代を紹介しての思わぬ応援演説。「そういえば年齢差は6つくらいでしたっけ?」ときくと「僕は48才」とのこと。あれ、そうだっけ。…でも友達ですよ。ありがとうございます。

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