07年6月12日(火)
中田衛一さん22歳の「過労死」、ご両親が提訴へ/西・右京、下・南キャラバン2007
今日はキャラバン宣伝で西京→右京→下京→南へ。住民税の増税通知が届き、どこでも大きな反応です。
写真は右京・帷子ノ辻の八百屋さん(さくらんぼを買いました)。下京では、リュックの観光客が「とてもまともなこと言ってる。がんばって」。河合ゼミの生徒さんがみんなパンフを受け取ってくれてびっくり。通りがかりのおじさんからは、スポーツドリンクの差し入れまで!
そして今日は、トステム綾部で中田衛一さん(22歳)が過労死させられた問題で、お父さんとお母さんが、同社に対する損害賠償を求めて京都地裁(福知山支部)に提訴されました。
…1年前、西山前参院議員の紹介でお母さん・弘美さんからお話を聴き、私も「中田さんの過労死・労災認定を求める会」に入っています。弘美さんにお電話すると、「今から行くところです。これまでがんばってきたんだから、衛一の死を無駄にしたくない」。
6年前の6月16日、衛一さんが夜勤明けで帰宅して眠っている間に亡くなり、お母さんが発見されたそうです。…「急性心停止」。昼夜交代の職場は、冷暖房もタイムカードもなく、明け方まで残業して帰宅、また朝から出勤と、亡くなる前1ヶ月間の時間外労働は、なんと139時間にも及んだそうです。ご両親は福知山労基署に労災申請。しかし認められず、現在は労働保険審査会に再審査を請求中です。
いま、若者の「使い捨て」がいっそうひどくなるなか、20・30代の過労死や自殺過労死が増えているそうです。…衛一さんの後にも、いのちを奪われている青年労働者が後を断たないなんて、ほんとうにつらいです。
「もう、1人の青年も過労死させない! この思い、必ず国政へ届けます!」…1年前、お母さん・弘美さんの前に誓った言葉。あらためて、胸に刻みました。