07年3月10日(土)
乙訓で山田・みながわ府会候補と/東山区六原小演説会/国領五一郎という人2007
午後は東山区へ。六原小学校での演説会で、黒川純府会候補・橋本やす子市会候補と一緒にお話しました。
隣は、由緒ある六波羅蜜寺。小学校の建築もいかにも歴史的な様子なので調べてみたら、開校は明治2年とのこと。136年間も、地域の人々が支えてきた学校なんですね。「六波羅(六原)」という名前は、平安時代末に平清盛ら平家の屋敷がそう呼ばれていたそうです。う〜ん、さすがに東山区。
歴史が古いといえば、京都で日本共産党が創立された流れのひとつも東山にあります。五条坂・清水のあたりは京焼(やきもの)の中心地ですが、戦前、ここから谷口善太郎(戦後は衆院議員)などの活動家が生まれました。
夜は、そのもうひとつの源流である西陣出身の国領五一郎にちなんだ集会へ。
戦前の共産党が非合法だった時代に、西陣労働者から京都の労働運動や党のリーダーとして活躍した国領は、投獄された後も「未来は光明に満ちている。我々は千載一遇の、人類の歴史上かつてなかった面白い時代に生まれ合わせている」と語っています。…戦争のない、働くものが豊かに生きられる世の中をめざし、“未来はかならず変わる”と確信をもって生きぬいた国領が獄死して64年。いまの時代に“あきらめない生き方”をうけつぎ、2つの選挙に必ず勝利するぞ! と、あらためて歴史的な視点にたった一日でした。