07年1月21日(日)
たばこ革新懇/芸術文化の懇談会/事務所開き2007
●たばこ革新懇でトーク 伏見区の日本たばこ職場革新懇の新春のつどいでごあいさつ。「会場からの声をぜひ」とお願いすると、次々と手が挙がり「保育園をつくるとか子育ての母親たちの支援をもっとやってほしい」「年金切り下げの一方で増税ばかりだが、消費税の増税分はどこに消えたのか」などの声に1つひとつに答えました。
退職された方からも「地域に帰って選挙をがんばる」「西山とき子さんの大ファンだった。今日のやりとりを聞いて、成宮さんを絶対国会に送りたい」と激励をいただきました。ありがとうごさいます!
●芸術文化関係者との懇談会 つづいて芸術文化関係者と党京都府委員会との懇談会に出席。京都府文化功労賞を受賞された藤沢薫さん(写真:右から2人め)をはじめ、演劇人や映画人らのみなさんから意見や要望をききました。
「能楽はこのままではつぶれる。西山前参院議員に鼓(つづみ)の調べ緒の問題をとりあげていただいたが、いまも能楽器を作る後継者不足が深刻」(能楽奏者)、「映画の撮影現場で働く労働者が派遣や請負ばかりになり、戦争直後に戻ったようなありさまだ。製作技術の継承が心配」(映画製作者)、「劇団の学校公演というのはヨーロッパではありえず、設備のととのった劇場でやるのがあたりまえ。けれども日本では、子どもたちが学校公演以外で生の演劇を観る機会はほとんどない。その学校公演への援助もないのが京都市」(人形劇団)、「演劇鑑賞は中年女性がほとんどで、男性しかも若い世代ほど少ない。ひどい働き方の反映だろう」(鑑賞団体)、「娘が『やまびこ座』に通っているがステージに立つ顔が輝いていて『居場所』と感じているようだ。子どもをめぐる文化の状況をもっと良くしていきたい」(舞台衣装製作者)、などなど。
…専門家である1人ひとりから、非常に重い問題提起をいただきました。
おおもとには、日本の政治が大企業の利益中心主義で、そのもとでの芸術・文化政策が質量ともにたいへん貧困であるという問題が横たわっています。提起された1つひとつの問題解決をはかりながら、この面からも「逆立ち」政治を変え“人間らしく”を大切に生きられる国にしたいと、つくづく感じました。
他、今日は、左京区でひぐち市会議員の事務所開き、下鴨・葵の新春のつどい、京建労旗新春開きでごあいさつ。風邪ぎみで「初弘法さん」宣伝はキャンセルに…スミマセン。
土日は大変なスケジュールになってしまいますが、それだけさまざまな運動が広がっているということですね。