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07年1月13日(土)

伊吹文科相「事務所費」疑惑2007

●伊吹文科相の「規範意識」は? 京都選出の伊吹文科相らが、政治団体の「主たる事務所」を議員会館に置いて、家賃がいらないのに巨額「事務所費」を計上していたことが大問題になっています。

 『しんぶん赤旗』が1月3日付トップで報じて火がついたこの問題(写真)。政治団体が報告を義務付けられている政治資金収支報告書の「事務所費」という支出項目は、その内訳が、地代・家賃、固定資産税、火災保険料、電話代、切手代などに限定されています。

 ところが伊吹氏は「飲食を含む会合費としても3〜400万円かかっている」「冠婚葬祭費」と認めています。「事務所費」ではなくて「政治活動費」で計上すべきものを、領収書がいらないブラックボックスとも言われている「事務所費」に紛れ込ませてきたのです。

 そもそも、政治資金規正法は「政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨と(する)」…つまり、元は政党助成金など国民の税金なんだから収支はガラス張りにすべきだと言っているのです。それを「違法ではない」と開き直る伊吹氏の「規範意識」はいったいどうなっているのでしょう!?大臣の資格があるとはとうてい思えません。

 …「テレビで見ていてほんまに腹が立つ」「あんな大臣が教育基本法を『改正』したのか」と、日本共産党事務所にも連日電話がかかっています。各紙が報じているように、不透明な「事務所費」問題が民主党にも“飛び火”しているなか、「クリーンな共産党が徹底して追及してほしい」との激励もいただきます。

 庶民は怒ってます! 増税に負担増、年金支給はどんどん削り、ワーキングプアを増やしてきた自民・公明政府の大臣・政治家たちが、巨額の政党助成金を受け取りながら飲み食いなど何に使っていたかわからないなんて、ほんまに許せないじゃないですか!! …みなさんの期待にこたえ、徹底追及にがんばります。

●右京新春のつどい 右京後援会、また民医連の新春のつどいでもごあいさつ。建交労後援会で決意を述べました。

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