07年1月 9日(火)
経済人ご挨拶/民主府市政の会2007
西新道商店街の安藤理事長と原田府会議員の案内で、京都商工会議所をはじめ京都の経済界にごあいさつにうかがいました。
商工会議所では、西田常務理事や山下事務局長にお会いしました。「成宮さんたちがワーキングプアのことをあちこちで演説しておられるのを聞きます。経済格差の現れとしてそのとおりだと思う」とのこと。また「格差社会のことをどの党も言われるようですが」とおっしゃるので、「私たちは、格差の原因、ここを正せと訴えていきます」とお話しました。
また、西浅(株)の児玉社長にお会いし、昨年の定率減税縮小などの影響をうかがうと「デパートは高級品が売れているというが景気はまだまだ厳しい。今後、定率減税を全部なくしこのうえ消費税を上げるとなれば"とどめの一撃”になってしまう。賛成しかねる」とのご意見。
中央卸売市場では京都全魚類卸協同組合の八木専務理事は、年末の消費需要について「落ち込みは激しく、取り扱い量も金額もめちゃくちゃだ」。魚価についてうかがうと、「輸入は海外消費が増えて魚価が上がっている。国産は低いまま横ばいで、日本海の産地では輸送料など採算が合わず外国産に押されたまま」とのお話でした。
他にも、西陣織工業組合や関谷染色社長(元友禅組合理事長)、白木染道社長(京都工芸染匠協同組合相談役)などにごあいさつ。…『京都新聞』の取材陣同行、「アポなし」(『京都』の依頼により)で大勢で急に押しかけたのですが、どこでも快くお話を聞かせていただきました。
…お話を聞いて、京都経済を元気にするには消費者=府民の“ふところ”をあたためてこそ!という点での意見の一致を実感しました。庶民増税に医療・介護の負担増、その上消費税増税だとか、目先の「低コスト」追求のあまり「ワーキングプア」を増大させる政治では、地域にお金が回るわけがありませんね。
もっともっと、経済界で活躍するみなさんとお付き合いし、ご意見を聞いていきたいと感じました(安藤さん、原田さん、スペシャルサンクス!!です)。
●『日本の青空』大澤豊監督と 夕方、『京都民報』企画で『遥かなる甲子園』『GAMA―月桃の花』『アイラブピース』などの映画監督大澤豊さんと対談しました。
「9条の会」の呼びかけに「自分も何かしなければ」と衝撃が走ったという大澤さん。「映画人9条の会」を結成するとともに、今春公開の『日本の青空』という作品では、ずばり日本国憲法の制定過程を描くそうです。…GHQの「押し付け」だと言うけれど、実はGHQが参考にしたのは日本の民間「憲法研究会」の草案だった、その中心になった鈴木安蔵を追うというストーリー。
大澤さんは「若者にとっつきやすい作品にしたい。3月10日頃には仕上げたい」と編集作業に急ピッチでかかっているそうです。
『アイラブピース』(アフガン報復戦争後、地雷で足を失った少女を描いた作品:2003年)の現地ロケなどハラハラするエピソードも聞きながら新作への期待を膨らませました。
安倍首相が「改憲を参院選の争点に」と言った今年、まさに“憲法対決”にグッドタイミング。京都でも多くのみなさんに観ていただくように私も力を尽くします。
●新春レセプションで真鍋新町長 夜は民主府・市政の会の新春レセプションへ。大山崎の新町長真鍋さんが「発言はアドリブなし。書いたものを用意する習慣になりました」と原稿を広げ、町政の現状や展望について慎重に言葉を選んであいさつをされました。…住民や職員とともに財政再建など困難に挑んでおられる姿に感銘! 小さな真鍋さんがとても大きく見えました。私も応援します!! 「九条」の酒樽で鏡割り、乾杯のあと、成宮は西山とき子さん、井上哲士参院議員とともに各テーブルをまわり、選挙勝利への決意を述べました。