成まりブログ2007年01月
07年1月31日(水)
「青年使い捨て許さない!」日本共産党と成宮まり子の「雇用アピール」(案)発表2007
●記者会見ではたくさんの質問が寄せられました
本日、青年雇用の改善を求める「日本共産党と成宮まり子の青年雇用アピール(案)」を発表しました。
昨年1000通を超える回答が寄せられた「京都青年雇用アンケート」(党・民青同盟)をもとに、12月の雇用シンポジウムなどで出された意見や府・市議会論戦の発展をふまえてまとめ、記者発表したものです(渡辺党府委員長、新井府議団幹事長、山中市議団長、穀田民青府委員長が同席)。
会見では、渡辺府委員長に続いて、成宮から「アピール(案)」やとりくみについて説明。
…政府厚生労働省交渉にもとりくんで実態改善を求めてきたこと、私たちの大キャンペーンが京都商工会議所などでも話題になり、京都府では、府議会での党の追及によって誘致企業に正規雇用を促進する内容を“全国初”でもりこませた条例改正がすすむなど、大きな手ごたえを感じていることを話しました。
記者さんから「どうやって集めたのか? アンケート12万枚の配布方法は?」「違法が7割というのは?」「こういう調査は初めてか?他府県では?」「どんな労働実態が見えた?」「今後のとりくみは?」などなど、たくさんの質問が出されてこたえました。
また、「正規雇用促進に、医師確保、子どもの医療費無料化など、最近は共産党の主張どおりに進んでいますね」と声がかかり、こちらから、児童虐待対策でも「専任の相談員配置」など党の主張が反映されたことを紹介する一幕も。
…あらためて、住民のみなさんと一緒に運動してきたいろんな要求が実現しつつあり、マスコミからも注目されていることを実感した場面でした。
「青年を『使い捨て』にするような働かせ方は許さない。あきらめず、声をあげ、政治を動かそう」(アピールタイトル)〜この呼びかけを、京都70万青年(20・30代)に届け、絶対に願いを実現したいと思います!! (アピール内容は、ぜひ日本共産党京都府委員会HPの「政策・主張」をご覧下さい)
07年1月29日(月)
リリコ日記(32)大やけど!000_ririko)リリコ日記
やっと、いまになって書けますが、週末の夜、我が家に大事件が起こりました。リリコが熱湯で大やけどをしてしまったのです。
悲鳴に驚き、慌てて冷やし、震える手で病院に電話…。
最初の病院で「皮膚科の医師がいない」と言われて焦りましたが、他の病院をいくつか紹介してもらい、幸いにも40分ほどで診てもらう先は決まりました。
やけどは首筋から肩にかけて。お医者さまは「傷が深いので、かえって痛みは少ないでしょう。全治3〜4週間」。
…でも、皮膚がズルンと剥けて痛々しい。じいっと涙をためているリリコを抱っこしながら、あぁ本当に代われるものなら代わりたい、いろんなことを考えました。
早く診てもらえてよかった。もし医師不足の地域だったらどれだけかかるんだろう?ここにも次々と患者さんが来て、お医者さんたちは何時間働き続けてるんだろう?
跡は残るんだろうか、全治にはお金はどれぐらいかかるんだろう?
コップ1杯の熱湯で、子どもってこんなになるんだ。もしも戦争や爆弾だったら、清潔なガーゼや塗り薬さえ無いんだ。
…ただ、これまた救われるのは、「いた〜くないよ」「ほいくえんおやすみ〜♪」と、上機嫌のリリコ。私の事務所について来ては、お絵かきに夢中です。
「リリコな〜、まりこの“ま”だってかけるねん。しゅごいやろ〜!」
07年1月28日(日)
城陽で街頭宣伝/東山・山科集い/春色スカーフ/民青同盟で決意表明2007
●城陽で矢口まさあき府会候補と 午前中、城陽で矢口まさあきさん(府会候補)や5人の市会候補(西、ごどう、若山、井上、清沢)のみなさんと街頭宣伝。
――定数2の城陽府会。現職の自民と民主の議員さんは、住環境を壊す「第2名神」を推進し、水道水の水源地で起こった産業廃棄物の問題にもそっぽを向いている。住環境や水を守れという城陽の願い届ける共産党の議席を、と力をこめる矢口さん。
…ふんふんナルホド、と感心している私にマイクが回ってきました。
最初に憲法のことを喋ろう、次に格差と雇用問題。そうそう、雇用では府議会で共産党が「正規雇用を」とがんばって大きな変化。それに民主の議員が「正規雇用なんて時代遅れ」と異論を言って…。
そこまで喋って「あれっ?…」 突然、頭の中が止まってしまいました。
「(私、憲法のこと喋ったっけ!?)」と隣の矢口さんに確かめると「うんうん」。
…危なかったぁ!! もう一回おんなじことを喋るとこやった〜。…こんな経験は初めてです。
●東山・山科のつどいは凝りに凝った舞台 その後、東山・山科の集いに行って楽屋でその話をすると、原さん(衆院2区代表)が「お腹空いてたんちゃう?」とスルドイつっこみ。原さんはお腹が空いて演説中に頭が真っ白になる経験が何度かあったそうです。
…う〜んそうかも。でもお腹よりなにより寒かったぁ〜。風がビュウビュウ吹いて大型カーの上は辛い。
●退職教職員後援会女性部の集い 左京のYさんが染められたスカーフをプレゼントしていただきました。春を呼ぶような黄色! ありがとうございます。
集いでは田中美智子さん(元衆院議員 84歳)が講演されるそうで、聴けないのが残念! エッセイ集『さよなら さよなら さようなら』を買いました。…このなかに“議員バッジの威力”という話があり、集合住宅の水道水汚染を告発し全国で改善させたエピソードとともに「使い方によっては金儲けにも、戦争への道を超特急で走り出すこともできる恐ろしいバッジ」と美智子さん。
…その議員バッジの力を、ぜひ人々のくらしといのちを守ること、戦争のない世の中をつくることに、成宮まり子は使いたい!!田中美智子さんたちのバトンを受け継いで。
●民青同盟府代表者会議で 現役同盟員で立候補する森田洋(西京府会)、平井良人(中京市会)、清沢まさひろ(城陽市会)候補とともに紹介してもらい、ごあいさつ。
…青年の要求実現へ日本共産党を相談相手に活動している民青同盟(私は6年前まで京都府委員長をしていました)。いま、当時と比べても青年雇用の運動など大きな前進をつくってきた若いみなさん。
民青同盟で学んできた「青年の願いに心を寄せ絶対にあきらめない生き方」と「自分の成長で未来をひらこうという決意」にあらためて立ち、日本と青年の未来を左右するいっせい地方選・参院選で必ず勝利をきりひらきたい、と新たな決意で話しました。
07年1月27日(土)
府会2人区八幡で宣伝/加茂・精華・北区で新春集い2007
●八幡・ひなご大介府会候補と 臨時国会が開会して最初の週末。目前のいっせい地方選、とりわけ「2人区」での勝利をと、今日は八幡市のひなご府会候補、5人の市会議員―森下(写真左)、松島、巌、山本(写真下)、亀田―さんと“じゅずつなぎ”で宣伝しました。
国会に行って言いたいこと、子どもたちの未来に「戦争する国」つくったらあかん!
たくさんの母と子を殺したアメリカのイラク戦争に「支持」し自衛隊を派遣した日本政府。いま、首相が「自衛隊の海外派兵をためらわない」とNATOで宣言、憲法九条改憲へ「改憲手続き法案の成立を」と言っている。
民主党も、防衛「省」賛成、次には改憲手続き法案を自民と「共同修正」、成立めざして競い合い。
改憲勢力の定数2独占では「戦争する国あかん」の願いが閉ざされたまま。憲法9条守り抜くたしかな力=日本共産党の議席をどうしても!
負担増やめさせ、くらしといのち守る政治に変えたい。
首相の施政方針演説では「格差と貧困」や「ワーキングプア」への手立ては一言も無し。「美しい国」「イノベーション」と言葉を並べて、結局やろうとするのは6千億円もの大企業減税と消費税増税。
…この人ほんまにわかってない。そんなことは誰も望んでいませんよ!
民主党も、労働法制改悪の実績、消費税増税路線。「政治とカネ」でも「事務所費」をはじめ政治資金疑惑で角田参院副議長が辞任。
「2大政党」といっても中身の違いは見えない。財界・大企業の「通信簿」で献金もらってるから。
安倍政権に正面対決して、くらしといのち、平和憲法守り生かす日本共産党を、いっせい地方選・参院選でどうしても勝たせてほしい!
…というようなことを、5ヶ所で訴えました。
夕暮れ、寒かったけれど、どこでも地域支部や後援会のみなさんが出ていただいて、がんばるぞ〜と元気のでる宣伝になりました。
●加茂町、精華町で新春つどい 加茂は3月に合併して木津川市へ。市議選では村木さんとともに酒井さんが出馬予定です。府会は山田清子さん。
精華町のつどいでは、初春らしい琴の演奏があり、「さくら」など美しい音色にしばし聴き入りました。
●北区つどいでそろい踏み 夜は京都市内へ帰り、井上哲士参院議員(比例候補)、北区の新井さん(府会)、井坂さん玉本さん(市会)と、そろって訴えました。
07年1月26日(金)
派遣の青年たちと雇用署名で対話2007
●JR長岡京駅で青年雇用署名 この署名は、「京都青年雇用大調査」に寄せられた1000人の声にもとづき、青年の仕事と働き方の改善――「サービス残業」「偽装請負」などの違法の一掃、国や自治体の責任で正規雇用を拡大、生活できる賃金や労働条件、などを行政に求めるものです。
朝は、大企業ひしめくJR長岡京駅東口、派遣労働者の集合場所になっている駅前広場で、みながわ府会候補や小原長岡京市議と交代でマイクトーク。民青同盟のメンバーと一緒に、白い息を吐きながらバスを待つ派遣労働者たちに話を聞きました。
…ある青年は「時給1000円で、もう5年くらい派遣で働いてる。けれど1年を超えると企業に直接雇用の義務が生まれるから、1年になる直前に派遣先が変えられるんです。将来を考えると正社員を探したいけど、こうやって働いてると時間もカネもなくて…」
…うう〜ん、悔しい!!
他にも「専門学校出て、とりあえず派遣で働いてるけど先のことはあまり考えられない。不安だし」という20代の女性、「さっき『時給1000円』ってマイクで言ってたけど1000円ももろてないで」「『安い労働力』って俺らのことやなって(友人どうしで)話してた」との声や署名が寄せられました。
夕方、たまたま同じ長岡京の三菱電機前で党後援会のみなさんと宣伝していると、「朝もやってましたね」と声をかけられ、振り返ると、朝、話を聞いた派遣の青年たち。
その後、三条河原町へ移動して民青同盟によるロングラン宣伝に合流しました。
…対話すればするほど、一人ひとりの若者たちの思いは重い。本気です! がんばります!! 一緒にがんばろう!!
07年1月25日(木)
子どもの医療費助成さらに前進!2007
昨日舞鶴から帰る途中、携帯電話に「党京都市議団メール」が入りました。
子どもの医療費助成制度について、京都府と市が9月から制度を拡充させると発表したそうです。
@入院は小学校卒業まで無料(現在は就学前まで)に、A通院は3歳以上〜就学前まで1ヶ月3000円を超える自己負担分を助成(現在は8000円超分)にするとのこと(3歳未満はひきつづき無料)。
…やったぁ! 一歩前進です。
わが家でも、娘が3歳になって以降は鼻水や咳に「病院どうする?」とどうしてもためらってしまいます。「お金の心配なく医療を受けたい」というのは子育てママ・パパの切実な願い。日本共産党は、新日本婦人の会や医療関係者などのみなさんと一緒に運動してきましたが、その声がさらに一歩行政を動かすことになりました。
同時に、多くの市町村が独自に通院も無料にするなどのなかで、「通院も小学校前はもちろん、卒業まで無料に」というママ・パパの願いも強くなっています。
地方選挙の公約としてひきつづきがんばるとともに、私自身でいえば「ぜひ国の制度に」という願いをあつめ、参議院へ持っていきたい! とあらためて感じました。
アートdeArt(11)墨と遊ぶ―神門やすこ展e001_artde)アート de Art
のびやかな墨の線が描き出す子どもたち。神門(ごうど)やすこさんによる「墨と遊ぶ」展を訪ねました。
子どもの頃から絵が好きだったやすこさん。高校卒業後、人形劇団京芸に入団したことがいまの絵をささえていると言います。
劇団では、人形劇役者として保育園に「体験入園」するという稽古≠ェあったり、宣伝用ポスターや舞台美術を手がけるようになって、「子どもの表情やしぐさを細かく見るだけじゃなく、全身で気持ちを表現するような絵を描きたいなって」。
その後、筆遣いの基本を身につけたいと書道と水墨画を学んで墨の線≠ノ目覚めます。「生きた線。上滑った線じゃなくて紙に食い込んでいく線。勢いや力強さ、しなやかさが一本一本にあるんだと知ったんです」。
自らを「ズボラで追い込まれないと描けないタイプ」と言いますが、「追い込まれて描き出すと100枚くらい描いて捨てるんです。ヘッドホンで音楽を聴きながら、気持ちがどんどん高まってきて、『あれ〜、こんな線、描こうと思っても絶対描けない!」っていうのが生まれるんですよ。自分でも思いもよらないのが」。
モデルは?と訊くと、「気がついたら子どもたちを見てますね。電車の中で抱っこされてる赤ちゃんのお尻のぷくっとふくらんだ線とかね〜」とにっこり。…そんなやすこさんにかかると、不動明王や千手観音さまもかわいらしい子どもになってしまいました(写真)。
あったかく元気になれる展覧会。運が良ければ、会場で描いているやすこさんに出会えるかも…。
*神門やすこ展 2/11(日)まで ギャラリーかもがわ京都市上京区堀川通出水西入ル上ル Tel 075-432-3558(『京都民報』1/28付「アートdeArt」)
07年1月24日(水)
舞鶴:郵便局ATMが撤去に/綾部・福知山DAY/宇治新春つどい2007
●ATM撤去の影響を調査 日本郵政公社が郵便局外のATM撤去をすすめている問題で、舞鶴へ調査に行きました。
まずJR西舞鶴駅内の交流センター(写真左)へ。他の金融機関ATMが並ぶなか、郵便局のものだけ無くなっています。職員さんに聞くと「1年ほど前に撤去されたが、ATMは無くなったんですか?とまだ何人もききに来られる」とのこと。
続いて、テレビでもとりあげられた舞鶴工業高等専門学校(写真右)へ。昨年末に“さら地”にされてしまったATM跡地へ案内いただき職員さんに話を聞くと、寮生が560人ほどいて「仕送りが下ろせない」と困っている、最寄りの郵便局まで歩いて20分かかり、恐喝事件もあって不安に思っているとのこと。
しかも、撤去計画がもちあがったときに「それは困る」と職員と生徒・保護者で6600筆もの署名を集めてわざわざ大阪の近畿支社に持って行ったのに「受け取れない」と送り返されてきたんだといいます。
…あまりにもひどい!!
「郵政民営化」法案の審議のときには「サービスは後退させない」との付帯決議がつけられたはず。なのに、実際には「サービス大後退」が強引にすすめられているんです!
府内では他にも、花園大学や京大病院、高雄病院、海上保安学校、京都貯金事務センターなどのATMが「利用回数が低い」と撤去計画がすすめられています。急いで実態調査をすすめ「不便を強いるな」と郵政公社に申し入れるなどしたいと思います。
●福知山で堀くに子府会候補と 今日は中丹DAY。綾部では山口あきお府会候補、福知山では堀くに子府会候補と、それぞれの市会議員団とともに、宣伝やごあいさつにまわりました。
●宇治市後援会新春つどい 夜は京都市内へ取って返し、国民救援会の新春つどいへ。
続いて宇治市後援会新春のつどいでは、各分野・地域のみなさん約20人が1分間ずつ「人間らしく働ける社会にしたい」(青年)、「B29の音を忘れない、憲法改悪許さない」(年金者)、「お年寄りや車椅子でも安心して出かけられる街に」(地域)とスピーチをされて、どんな願いを日本共産党に託そうとされているのかがよく伝わり、疲れも吹っ飛ぶ元気な集いでした。
今日は、中丹〜舞鶴〜市内〜宇治 と、昨日(宮津・与謝)に続き走行距離は300km超。舞鶴は時雨ていましたが、市内・南部はいい天気だったとか。…あぁ、広い京都に要求がうずまいている!!
07年1月23日(火)
保守との共同すすむ与謝・宮津2007
今日は与謝・宮津DAY。新しい府会候補の福井やすきさんや吉田5区候補と一緒に宣伝・ごあいさつにまわりました。
●与謝野町議会議長と懇談 与謝野町は、いわゆる「保守」の方々と日本共産党との共同で太田貴美町長を支えている、うちが与党の自治体。糸井議会議長をはじめ、保守の方々にもごあいさつにまわりました。
ある元自民党員の方は「議会で自分らが決めた3町合併なのに、自民党は町長選挙になって『1市4町合併』と言う候補を推すと言い出した。なんだこれは、自分たちの決めたことを信じとらん!と腹が立って党を辞めたんだ」と。また、元教育長さんからは「教育基本法が変えられた。次は憲法が狙われとる。こんなとき、共産党ががんばらなあかん」と激励をいただきました。
●宮津ミップル前で夜の宣伝 宮津市では、まず井上市長にごあいさつ。地域の訪問のなかでは「伊吹文科大臣の事務所費疑惑」「そのまんま東氏の宮崎県知事当選」などずいぶん話題になり、『赤旗』日曜版、『京都民報』を読んでいただく方が1人ずつ増えました。
ミップル前での宣伝はとっぷり日が暮れて、さすがに寒い! …風邪は回復方向なのですが。
07年1月22日(月)
鶴見俊輔さんと憲法・平和対談2007
●亀岡市議選5人全員当選 昨夜23:30、待ちに待った亀岡市議選全員当選とのニュースがとびこんできました。よかった〜! 定数2減(26)のもとで、議席占有率を伸ばし19.23%(前回17.86%)へ。やったぁ!!2007年さい先良いスタートです。亀岡・口丹地区のみなさんお疲れさまでした。
●「これいいね」と9条バッヂを鶴見俊輔さん 哲学者で「九条の会」呼びかけ人である鶴見俊輔さんを訪ね、西山とき子前参院議員、渡辺和俊府委員長とともに懇談しました。
鶴見さんは1922年6月生まれで、日本共産党の誕生とは1ヶ月ちがい。「共産党は84年間、日本の戦争に一貫して反対した」と鶴見さん。「私はマルクス主義者じゃないが、その一点でずうっと共産党に投票してきたんだ」とおっしゃいます。
戦前の共産党を「北斗七星」に例えた鶴見さんの言葉(『現代日本の思想』)がずいぶん有名なので、私が「どうやって当時の共産党を知見していたのですか」と尋ねたところ、「この話は誰にもしたことがないんだが…」と、実は鶴見さんの母方のいとこが戦前の日本共産党員であった佐野セキ――後、ソ連からヨーロッパ、メキシコに渡って「メキシコ演劇の父」といわれた――であり、母親らがセキを支援していたエピソードを初めて聞かせていただきました。
私や西山さんが胸につけていた「九条バッジ」を「これいいね。1つちょうだい。はい100円」と鶴見さん。首相が「改憲」を叫ぶもとでも「九条の会」が大きく広がっていることや、今朝の『しんぶん赤旗』にイラク派兵の現職自衛官幹部が「犠牲者ゼロは九条のおかげ」と発言したと報じられていることに、「あれはすごいね」と注目されている様子でした。
鶴見「あの時代に、僕は運よく『殺さない人生』を送ってこれた」
成宮「改憲が叫ばれるいま、母親として、どの子も『殺さない、殺されない人生』を送れる世の中を守りぬくという、歴史のなかで大きな仕事に立ち向かっていると感じます」
…詳しくは、『京都民報』2/4付をお楽しみに!
しかし今日は、風邪がだんだん悪くなって、夕方からの丹後行きをキャンセル。スミマセン。娘のリリコも風邪で保育園お休みです〜。
07年1月21日(日)
たばこ革新懇/芸術文化の懇談会/事務所開き2007
●たばこ革新懇でトーク 伏見区の日本たばこ職場革新懇の新春のつどいでごあいさつ。「会場からの声をぜひ」とお願いすると、次々と手が挙がり「保育園をつくるとか子育ての母親たちの支援をもっとやってほしい」「年金切り下げの一方で増税ばかりだが、消費税の増税分はどこに消えたのか」などの声に1つひとつに答えました。
退職された方からも「地域に帰って選挙をがんばる」「西山とき子さんの大ファンだった。今日のやりとりを聞いて、成宮さんを絶対国会に送りたい」と激励をいただきました。ありがとうごさいます!
●芸術文化関係者との懇談会 つづいて芸術文化関係者と党京都府委員会との懇談会に出席。京都府文化功労賞を受賞された藤沢薫さん(写真:右から2人め)をはじめ、演劇人や映画人らのみなさんから意見や要望をききました。
「能楽はこのままではつぶれる。西山前参院議員に鼓(つづみ)の調べ緒の問題をとりあげていただいたが、いまも能楽器を作る後継者不足が深刻」(能楽奏者)、「映画の撮影現場で働く労働者が派遣や請負ばかりになり、戦争直後に戻ったようなありさまだ。製作技術の継承が心配」(映画製作者)、「劇団の学校公演というのはヨーロッパではありえず、設備のととのった劇場でやるのがあたりまえ。けれども日本では、子どもたちが学校公演以外で生の演劇を観る機会はほとんどない。その学校公演への援助もないのが京都市」(人形劇団)、「演劇鑑賞は中年女性がほとんどで、男性しかも若い世代ほど少ない。ひどい働き方の反映だろう」(鑑賞団体)、「娘が『やまびこ座』に通っているがステージに立つ顔が輝いていて『居場所』と感じているようだ。子どもをめぐる文化の状況をもっと良くしていきたい」(舞台衣装製作者)、などなど。
…専門家である1人ひとりから、非常に重い問題提起をいただきました。
おおもとには、日本の政治が大企業の利益中心主義で、そのもとでの芸術・文化政策が質量ともにたいへん貧困であるという問題が横たわっています。提起された1つひとつの問題解決をはかりながら、この面からも「逆立ち」政治を変え“人間らしく”を大切に生きられる国にしたいと、つくづく感じました。
他、今日は、左京区でひぐち市会議員の事務所開き、下鴨・葵の新春のつどい、京建労旗新春開きでごあいさつ。風邪ぎみで「初弘法さん」宣伝はキャンセルに…スミマセン。
土日は大変なスケジュールになってしまいますが、それだけさまざまな運動が広がっているということですね。
07年1月20日(土)
左京で加藤・とがし事務所開き2007
●加藤あい市議の事務所開き いっせい地方選挙にむけた選挙事務所開きがラッシュです。今日は左京区の2ヶ所でごあいさつ。
青年・学生の悩みに心を寄せて活動し、みんなに慕われてきた“あいちゃん”こと加藤あい市会議員とは、民青同盟で府委員長&副委員長のコンビでした。26歳で市会議員になり、娘さんを出産して子育てをしながら議員として活躍してきた姿に、私もほんとうに励まされています。
●とがし豊市会候補事務所開き 一方、市会新人のとがし豊候補とも学生時代からの知り合いです。
彼の通っていた同志社大学は90年代になっても暴力学生が学生自治会を支配し、言いなりにならない学生や民青同盟員には立候補もさせないという状況にありました。そんななかで「大学に民主主義を!」と勇気をもって声をあげ、最初に立候補をしたのがとがしさんです(私も支援に行きましたが、暴力学生に囲まれて怖かった〜)。もちまえの正義感で、部落解放同盟がらみの市職員犯罪・不祥事がつづく京都市政の大掃除をぜひやってほしい人です。
この2人をはじめ、いっせい地方選挙では青年雇用問題や平和のとりくみを一緒にやってきたメンバーが、たくさん立候補します。すでに議員の人・初挑戦の人、子育て真っ最中の人・結婚するよという人…さまざまだけど、ぜひ若い力で日本共産党の新しい躍進をきりひらき、憲法を守り生かす日本と京都をつくりたい!!とあらためて感じました。
07年1月19日(金)
くずは駅朝宣伝/宗教者との懇談で2007
●京阪くずは駅で青年がんばろう宣伝 今朝の宣伝は、初めて大阪府枚方市の京阪くずは駅へ。
枚方市内と八幡市男山団地からのバスが次々と到着し、ものすごい人々が行きかう駅前。見上げると40階以上もある高層マンションがそびえていて「都会やなぁ、京都にはこんなん無いなぁ」と…。
市議の亀田さん山本さん、府会候補の日名子さん。さらに、男山団地に住んでいる青年メンバーも参加して「僕は、バイト先で店長に『残業代を払って下さい』とかけあって、10万円以上を払ってもらった。声をあげれば変えられるんだと思った」とハンドマイク・デビュー。…彼は今年が初選挙だそうで、楽しみですね!!
●宗教者と懇談 夜は、党宗教者後援会による懇談会を開いていただきました。
憲法九条を守れと「宗教者九条の和」が広がっていますが、そのみなさんの思いは、お釈迦様による「不殺生戒」など、信仰にもとづく深いところに根ざしたものであることや、共産党への率直なご注文などうかがいました。
07年1月18日(木)
GSユアサバッテリーの門前宣伝/亀岡市議選支援へ2007
今朝は南区のGSユアサバッテリーの前で宣伝。…すご〜く、ビラの受け取りがいいことにびっくりしました。
党支部の方にお聞きしたところ、GS(日本電池)とユアサの経営統合の後、2年前に会社が「経営危機だ」として希望退職制度や賃金カットを言ってきたときの党のたたかいが信頼を得たとのこと。
…「一時しのぎの希望退職に未来はない」とビラを発行し、トヨタなど自動車大手はぼろもうけの一方で、バッテリーを納めている自分たちの会社は大赤字、「ここにメスを入れ、部品の異常な低価格競争の是正を」と主張したそうです。また、会社の連結決算書などを分析して、「資金には余力があり会社がつぶれる心配はない。希望退職撤回を」と、大奮闘したとのこと。
これらが労働者の間でも「会社の言い分と、このビラに書いてある内容とどっちが本当か?」とずいぶん話題になり、以来、党のビラの受け取り率は大幅アップしたそうです。
…「1枚のビラ」の威力、職場の党支部の存在意義に、胸が熱くなりました。
日本共産党から立候補している5人の候補者(立花たけ子、田中ゆたか、苗村かつよ、並河あい子、ばばたかし)とともに、街頭から訴えました。
07年1月17日(水)
農村労組旗びらき―山河荒らして「美しい国」か!?2007
今日は、京都府農村労組の旗びらき(綾部市)でご挨拶しました。
農村労組とは、主に山林労働者が個人加盟でつくっている労働組合。…「ケガと弁当は手前持ち」と言われ、何の補償もなかったところから、退職金制度や健康保険の適用などを掲げて組合がつくられ、「振動病」(チェーンソーの振動による障害)の労災認定や対策など、輝かしい歴史をもっている組合です。
休憩時間に、渡辺綱男委員長の自家製の甘酒をいただきながら、山林労働者の現状についてお聞きしました。
「一番の問題はワーキングプアだ」と渡辺委員長。…山仕事も賃金激減で、ベテラン作業員でも日当1万4千円。年間で仕事があるのは150日くらいで年収250万円程にしかならないそうです。
「昔は日当3万円で250日くらいは働いとったのに…」「仕事がないから畑を耕してもカネにならんし、こんなに貧乏じゃ!」「振動病の給付も政府の改悪でいつ打ち切られるか…」「そのうえ増税とは憤りをおぼえる!」「山河荒れ、過疎と高齢化で働く者が困っておって、これが『美しい国』か!?」…70歳を超えたみなさんから、口々に政治への怒りの言葉が噴き出します。
「安倍政権に一泡噴かせてやらんとあかん」「共産党の寺前さん(元衆院議員)はわしらと一緒になって運動してくれはった。ぜひ今度は成宮さんに当選してもらわな!」と熱い激励をいただきました。
…「ワーキングプア」「貧困」が、青年や高齢者、地方の人々などあらゆる国民に襲いかかるいま、憲法25条「生存権」を守る大運動を、と先日、日本共産党中央委員会総会が呼びかけたばかりです。
まじめに働くものが報われ、豊かな故郷を守る政治に変えないといけない。…みなさんのぎりぎりの願いをかみしめ、絶対に議席をとりもどしたい!!と胸に刻みました。
07年1月15日(月)
五十嵐隆明師(永観堂前法主)と憲法・平和対談/上京新春レセプション2007
先週に続き、『京都民報』企画で永観堂(浄土宗西山禅林寺派 総本山)の前法主・五十嵐隆明(りゅうみょう)師を訪ねました。
●養福寺で五十嵐師と
「宗教者九条の和」をはじめ、平和や憲法の問題でさまざまな場ではっきりと発言してこられた五十嵐師。
…“殺すなかれ、殺させるなかれ、殺すのを容認するなかれ”というのがお釈迦さまの不殺生の教えであることや、「宗教者は実践を伴わねばならない」とした故・大西良慶師のもとで、反戦カンパを集めて戦争直後のベトナムへ届けたりしてきたこと、憲法九条を守ることへのつよい思いをお聞きすることができました(詳しくは『京都民報』1/28号をお楽しみに)。
●上京新春レセプションで揃い踏み
夕方からは上京区後援会の新春レセプションで、さこ府会候補、くらた市会議員、穀田国対委員長と一緒にごあいさつ。
「西陣労組のご協力で、元旦から毎日着物で活動しています」と言ってテーブルをまわると、その西労のみなさんが揃っておられ、さっそく着物を直してもらったりして嬉しいやらハズカシイやら…。
また「わしは初めて共産党の集まりに来た。5年前まで自民党の後援会役員をしておった」と話してくださる方もあって感激。選挙勝利へ元気の出る集いになりました。
07年1月14日(日)
亀岡市議選告示/前進座公演2007
●亀岡市議選、立花たけ子候補の第一声 本日告示で定数26に32名立候補の激戦に、日本共産党から立花たけ子、田中ゆたか、並河あい子、苗村かつよ、ばばたかしの5候補が全員当選をめざします。
5人とも私もよく知るメンバーで、子どもの医療費無料制度の拡充や市立病院建設をはじめ、市民といっしょにねばりづよく運動し市政を動かしてきました。国や市のいいなりに住民税や国保料、介護保険料の負担増をすすめた自民・公明・民主などの「オール与党」と違い、税金のムダづかいを市民の立場でチェックし、今回あらためて、国保料の1万円値下げ(1世帯平均)や子どもの医療費小学校卒業まで無料化などを公約しています。定数が減らされたもと、このねばりづよくて力のある5人全員が当選すれば、実現へ大きく一歩進むことはまちがいなし! …投票日は21日。亀岡のお知り合いにぜひお声をかけてください。
●前進座観劇で中村梅之助さん、嵐圭史さん楽屋訪問 党京都府後援会の新春恒例「前進座観劇会」で、舞台前の中村梅之助さんと嵐圭史さん(写真)の楽屋を訪問させていただきました。
梅之助さんは今年77歳になられるそうですが、1月の南座公演の後もほぼ1年間舞台や映画の予定が入っていて、夏には吉永小百合さんの「父親役」もされるとのこと。…実は私は、小さい頃からかなりの時代劇ファンで、なかでもテレビの『遠山の金さん』は必ず見て、見られないときにはおばあちゃんに話を聴かせてもらう、という小学生でした。そんなわけでナマ梅之助さんを観られる前進座観劇会も毎年欠かしたことはありませんが、まさか梅之助さんと握手をする日が来るとは幸せ! 候補者でよかった!! …お歳を感じさせないパワフルな梅之助さん、ほんとうにいつまでもがんばってください。
また、嵐圭史さんは今回の『五重塔』の主役、大工の「のっそり十兵衛」を演じられましたが、ほんとうにすばらしかったです。ストーリーもわかりやすく、とてもよい観劇会でした。
●たんぽぽ初春のつどい 下京女性後援会「たんぽぽの初春のつどい」で、西脇いく子府議、山中渡市議とともにごあいさつ。大正琴や日本舞踊にお茶会と、初春らしいすてきなつどいでした。
07年1月13日(土)
伊吹文科相「事務所費」疑惑2007
●伊吹文科相の「規範意識」は? 京都選出の伊吹文科相らが、政治団体の「主たる事務所」を議員会館に置いて、家賃がいらないのに巨額「事務所費」を計上していたことが大問題になっています。
『しんぶん赤旗』が1月3日付トップで報じて火がついたこの問題(写真)。政治団体が報告を義務付けられている政治資金収支報告書の「事務所費」という支出項目は、その内訳が、地代・家賃、固定資産税、火災保険料、電話代、切手代などに限定されています。
ところが伊吹氏は「飲食を含む会合費としても3〜400万円かかっている」「冠婚葬祭費」と認めています。「事務所費」ではなくて「政治活動費」で計上すべきものを、領収書がいらないブラックボックスとも言われている「事務所費」に紛れ込ませてきたのです。
そもそも、政治資金規正法は「政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨と(する)」…つまり、元は政党助成金など国民の税金なんだから収支はガラス張りにすべきだと言っているのです。それを「違法ではない」と開き直る伊吹氏の「規範意識」はいったいどうなっているのでしょう!?大臣の資格があるとはとうてい思えません。
…「テレビで見ていてほんまに腹が立つ」「あんな大臣が教育基本法を『改正』したのか」と、日本共産党事務所にも連日電話がかかっています。各紙が報じているように、不透明な「事務所費」問題が民主党にも“飛び火”しているなか、「クリーンな共産党が徹底して追及してほしい」との激励もいただきます。
庶民は怒ってます! 増税に負担増、年金支給はどんどん削り、ワーキングプアを増やしてきた自民・公明政府の大臣・政治家たちが、巨額の政党助成金を受け取りながら飲み食いなど何に使っていたかわからないなんて、ほんまに許せないじゃないですか!! …みなさんの期待にこたえ、徹底追及にがんばります。
07年1月12日(金)
山科朝宣伝/亀岡支援2007
07年1月11日(木)
三菱門前宣伝/亀岡市議選2007
●三菱前で朝の宣伝 今朝の職場門前宣伝は、右京区の三菱自動車・重工、ジャトコ正門前にて(写真は『しんぶん赤旗』より)。
通勤してくる大勢の労働者に、昨年退職した村田さんが「お久しぶりです」とハンドマイクでしゃべり出すと、大きく手を振る青年の姿や自動車のクラクション、「よっ!」と声がかかります。…さすが! 党支部は厳しい職場で党の旗を掲げてたたかい、職場新聞「エンジン」の発行を続けてきましたが、その姿が大きな支持を得ているんだなぁと感じました。
ここも、正社員、契約社員、期間工、請負や派遣、アルバイトなど働き方はさまざまで不安定雇用が増えているそうです。
ジャトコといえば先日の南丹市議会で、府が誘致した八木工場の地元の正規雇用は400人のうち5人しかいないということが日本共産党の追及で明らかになり、これで雇用対策といえるのか!?と大問題になっています。
…そんなことも思い浮かべながら、「安定して働くルールの確立を!」と、ここでも訴えに力が入りました。
07年1月10日(水)
農民連と懇談「続けられる価格保障を」2007
●「続けられる価格保障を」
京都農民連の3役の方々と懇談し、この春実施される「品目横断的経営安定対策」の問題など、農業の実態についてうかがいました(松尾府会議員も同席)。
品目横断経営安定対策については、「大部分の農家が切り捨てられ、高齢化のうえ後継者が展望を失って農業従事者が一層薄くなる」「綾部の農業委員会長も『あれは北海道の話でこの地方に合わん』と言っている」「だいたい現状は、大規模農家もコメは農協では採算が合わんから自主流通へ出している。実態に全く合わない」「美山町でも中山間農地を守ろうと多様な形で集落営農や受託組合を作ってきているのに、『経理の一元化』など上から枠をかぶせるのはおかしい」などの声が出されました。
…あらためて痛感したのは、高齢化と後継者不足という現状は「やりたい人」がいないのではなく、若者や定年組の新規就農希望者も増え、兼業で続けたい農家もたくさんあるのに、「やるだけで赤字になる」ところへ追い込んだのは政府だということです。
「農業の『構造改革』で、価格保障や食料自給率という考え方そのものを消し去ろうと政府は考えている。私らが言わなければ誰も言わなくなる」と上原書記長。ナルホド!納得です。
関連して、産直運動の現状や、温暖化の影響による農作物の品質低下(夏〜初秋の高温による高温障害など)、イノシシやシカの深刻な鳥獣被害に「広域の問題なので府・国の対策を」との要望も聞きました。
…成宮自身も滋賀の農村出身で、田んぼや畑仕事はいつも身近にあり、食べるコメや野菜は全て自家やご近所のもの。よく畑の手伝いをさせられたものです。
「やりたい人」が誰でも続けられる農業へ、安全な食糧は日本の大地から、と京都から農民の願い届ける議席をとりもどすために奮闘するあらたな決意をした懇談でした。
07年1月 9日(火)
経済人ご挨拶/民主府市政の会2007
西新道商店街の安藤理事長と原田府会議員の案内で、京都商工会議所をはじめ京都の経済界にごあいさつにうかがいました。
商工会議所では、西田常務理事や山下事務局長にお会いしました。「成宮さんたちがワーキングプアのことをあちこちで演説しておられるのを聞きます。経済格差の現れとしてそのとおりだと思う」とのこと。また「格差社会のことをどの党も言われるようですが」とおっしゃるので、「私たちは、格差の原因、ここを正せと訴えていきます」とお話しました。
また、西浅(株)の児玉社長にお会いし、昨年の定率減税縮小などの影響をうかがうと「デパートは高級品が売れているというが景気はまだまだ厳しい。今後、定率減税を全部なくしこのうえ消費税を上げるとなれば"とどめの一撃”になってしまう。賛成しかねる」とのご意見。
中央卸売市場では京都全魚類卸協同組合の八木専務理事は、年末の消費需要について「落ち込みは激しく、取り扱い量も金額もめちゃくちゃだ」。魚価についてうかがうと、「輸入は海外消費が増えて魚価が上がっている。国産は低いまま横ばいで、日本海の産地では輸送料など採算が合わず外国産に押されたまま」とのお話でした。
他にも、西陣織工業組合や関谷染色社長(元友禅組合理事長)、白木染道社長(京都工芸染匠協同組合相談役)などにごあいさつ。…『京都新聞』の取材陣同行、「アポなし」(『京都』の依頼により)で大勢で急に押しかけたのですが、どこでも快くお話を聞かせていただきました。
…お話を聞いて、京都経済を元気にするには消費者=府民の“ふところ”をあたためてこそ!という点での意見の一致を実感しました。庶民増税に医療・介護の負担増、その上消費税増税だとか、目先の「低コスト」追求のあまり「ワーキングプア」を増大させる政治では、地域にお金が回るわけがありませんね。
もっともっと、経済界で活躍するみなさんとお付き合いし、ご意見を聞いていきたいと感じました(安藤さん、原田さん、スペシャルサンクス!!です)。
●『日本の青空』大澤豊監督と 夕方、『京都民報』企画で『遥かなる甲子園』『GAMA―月桃の花』『アイラブピース』などの映画監督大澤豊さんと対談しました。
「9条の会」の呼びかけに「自分も何かしなければ」と衝撃が走ったという大澤さん。「映画人9条の会」を結成するとともに、今春公開の『日本の青空』という作品では、ずばり日本国憲法の制定過程を描くそうです。…GHQの「押し付け」だと言うけれど、実はGHQが参考にしたのは日本の民間「憲法研究会」の草案だった、その中心になった鈴木安蔵を追うというストーリー。
大澤さんは「若者にとっつきやすい作品にしたい。3月10日頃には仕上げたい」と編集作業に急ピッチでかかっているそうです。
『アイラブピース』(アフガン報復戦争後、地雷で足を失った少女を描いた作品:2003年)の現地ロケなどハラハラするエピソードも聞きながら新作への期待を膨らませました。
安倍首相が「改憲を参院選の争点に」と言った今年、まさに“憲法対決”にグッドタイミング。京都でも多くのみなさんに観ていただくように私も力を尽くします。
●新春レセプションで真鍋新町長 夜は民主府・市政の会の新春レセプションへ。大山崎の新町長真鍋さんが「発言はアドリブなし。書いたものを用意する習慣になりました」と原稿を広げ、町政の現状や展望について慎重に言葉を選んであいさつをされました。…住民や職員とともに財政再建など困難に挑んでおられる姿に感銘! 小さな真鍋さんがとても大きく見えました。私も応援します!! 「九条」の酒樽で鏡割り、乾杯のあと、成宮は西山とき子さん、井上哲士参院議員とともに各テーブルをまわり、選挙勝利への決意を述べました。
07年1月 8日(月)
新成人は「憲法9条守れ」2007
●新成人にアンケート対話 今日は「成人の日」。京都市内みやこメッセ前で、井上参院議員や穀田衆院議員、地方選候補とそろって街頭宣伝し「新成人アンケート」で対話しました。このアンケートは民青同盟が毎年全国でとりくんでいて、新成人の意識動向を反映するものとして注目されます。
今年、驚いたこと! …それは「憲法9条を変える」ことについて「反対」が7割を占めたことです。
しかも「戦争がないのは9条のおかげ、変えないほうがいい」「9条は世界のなかで日本オリジナルだから」「条文を覚えさせられたけれど、けっこういいと思った」etc.自分の言葉で意見を言ってくれた新成人が、けっこう多いんですよ!!
…で「安倍首相が今年の参院選で改憲を争点にって言ってるねん」と話すと「ええっっ!?」「それはあかんやろ〜」という反応。→「選挙権を持つあなたの一票が決める。憲法9条を守ると公約しているのは共産党だけ。応援してね」…わかりやすいね〜。
ほんとうに「改憲」をめぐるたたかいのせめぎあいが見えやすくなっているし、新成人の憲法をめぐる意識が去年や一昨年よりもハッキリと「9条守れ」の方向性をつよめていると実感しました。これも「9条の会、全国5600超」の威力かな!?と未来へつなぐ嬉しいオドロキでした。
「憲法9条を守り生かす」と公約するのは、京都選挙区で日本共産党と成宮まり子のみ。…これは、勝たないわけにはいきません!!
07年1月 7日(日)
ベランダのルッコラ2007
07年1月 6日(土)
全国地区委員長会議/読者のみなさんへの年賀状2007
第3回中央委員会総会に続き、5・6日、党本部で開かれた全国地区委員長会議に参加しました。新年早々、しかも地区委員長の全国会議は12年前ぶりとのこと。全国300あまりの地区委員会から、住民とむすんで奮闘しているユニークで感動的な発言が相次ぎました。
「助けて下さい」と蚊の鳴くような声…最後の10円玉で電話をかけてきた親子。必死で探し出し、生活保受給へ援助したという青森の地区委員会。生活を再建した親子が「あのとき死んでいたかもしれん」と入党されたそうで、胸を打たれる報告でした。
“負けるもん貝”のストラップ…大阪の損保職場で、労働条件切り下げやパワーハラスメントを告発し立ち上がった仲間を支援するためにつくられた会(貝)のストラップ。支店長までが「ひとつくれんか」と買ってくれるようになったそうです。勇気とたたかいが職場を変えつつあるんですね!
「議席を減らし、住民に申し訳ない」…失敗を教訓に、定数1でも勝てる党づくりの中長期目標をもって若い党員を2倍にした京都乙訓地区。大山崎町には民主町政と全国一の議席占有率を勝ちとった「地区は、党員のよりどころ、たたかいの砦です」と涙ながらに山田ちえ子副委員長。圧巻です。
「住民アンケートは恋人のラブレター」…各地でとりくまれている住民アンケート。京都伏見地区の団野委員長は「するのか? 内容は? 印刷と配布は? 帰ってきた要望をどうやって実現する?」と地域支部がみんなで話し合ってすすめ、支部が活性化していると報告。「要求を真ん中に」…支部も候補者もおんなじですね。
参院比例候補では、井上哲士さんが国会での党議席の役割・ねうちについて発言。改悪教育基本法が強行された最後の参院本会議で、民主は首相問責決議に背を向け、反対討論でも「自分たちの改正案のほうがいい」としか言えず、そのまま「防衛省」法案に賛成したそうです。対照的に日本共産党は、「やらせ質問」の独自調査と追及を全国の運動とのみごとな“連携プレー”ですすめました。障害者「自立」支援法の実態調査から政府の一部見直しも引き出しました。
「自民党政治に変わる綱領路線をはっきり持つ党、全国に地区や支部など草の根の力をもつ党だからできること!」と井上さん。…そのとおり!
選挙区候補では愛知の八田ひろ子さんが「どの党派も上回る構えで激戦を勝ち抜く」。身の引き締まる思いです。
会議初日、「改憲を参院選の争点に」と安倍首相が述べたと報じられました。
…改憲論議では、自民・民主が同じ路線、現に改憲手続き法案は両党の「共同修正」作業が通常国会にむけて急ピッチで進んでいるそうです。
夏の参院選で選ばれる議員は、文字通り憲法への態度が問われ、日本の進路を左右することになります。
「子どもたちの未来に戦争あかん!」…草の根のたたかいを広げ、なんとしても2つの選挙を勝ち抜く決意あらたに、京都へ帰ってきました。
*「読者への年賀状」(本日の『赤旗』関西面)…公職選挙法上、候補者は自由に年賀状を出すことができません。今年もたくさんの年賀状をいただき、こちらから出したいと思っていた方も大勢いらっしゃるのですが、大変失礼いたします。
07年1月 5日(金)
アートdeArt(10)日曜美術館30年展e001_artde)アート de Art
「日曜美術館」といえば、多くのファンをもつNHKの美術番組。放送開始は1976年だそうで、そういえば私も小学校の頃に見ていたなぁと…。その30周年記念展はおおいに楽しめます。
なんといっても放映された映像と作品とで構成されているのが特徴で、「アトリエ訪問」では、あの岡本太郎が「絵でございます、というようなもんね、まあとてもつまらない。計算づくで描いちゃダメね」と語りながら、150号の真っ白いキャンバスにぐいぐいと黒の線を描き、赤・黄・青の色をぶつけていく姿からは、画家のポジティブな力が伝わってきます。
山口華楊、秋野不矩など京都由来の作家も登場し、貴重な映像です。
また、著名人や作家が作品を語るシリーズでは、手塚治虫が〈鳥獣戯画〉を知って「漫画というのは何百年ちっとも変わってないじゃないか」とカルチャーショックを受けた話や、この番組によって広く知られ「日本のゴーギャン」と言われた田中一村(いっそん)を回想する奄美大島の人々、建築家・安藤忠雄氏が「生きることはつくること」とモネや棟方志功を語っているのを興味深く見ました。
「この絵はどうやって描いたの?」「何を表現している?」と訊いてみたいけれど訊けないという経験は誰にもあると思います。そうした「?」に答えてくれ、作家や作品をますます好きになれる展覧会です。もう少し作家ごとの作品数があれば、と感じましたが…。(『京都民報』1/14付 「アートdeArt」) *日曜美術館30周年展1/21(日)まで 京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
07年1月 4日(木)
府庁・市役所初出宣伝2007
●京都府庁前で府会議員団と お正月三ヶ日もあっという間にすぎ、今日は初出の朝。穀田衆院議員とともに、府庁前では府会議員団、京都市役所前では市会議員団とそろって新年のごあいさつに立ちました。
●京都市役所前で市会議員団と いよいよ一斉地方選が目前の今年は、議員団とともに予定候補者もタスキ掛けで勢ぞろい。超にぎやかになりました。
宣伝のあと、議員団の案内で労働組合や市消防局などにもごあいさつに回りました。
11時からは、日本共産党第3回中央委員会総会のCS中継を見て、党府委員会勤務員集会で決意を述べました。…が、さすがに2時間半も座っていると着物が苦しい!!今日は朝から6時間しか経っていないんだけど、立ったり座ったりして動いているよりもじっと座ってるっていうのが結構つらいんだなぁ〜と。だいぶ着慣れてきたと自信にしていたところだったんですが…。
07年1月 3日(水)
今宮神社、四条大宮で初詣宣伝2007
07年1月 2日(火)
北野天満宮、御香宮で初詣宣伝2007
07年1月 1日(月)
2007年元旦スタート宣伝2007
新年、あけましておめでとうございます。
昨年は、「格差と貧困」や子どもたちの「いじめ自殺」・虐待死など、暗雲たれこめるようなニュースが相次ぎました。国会では改悪教育基本法が強行され、安倍首相は「年頭所感」で「任期中の改憲」を強調。庶民増税などの負担増に多くの方々から怒りの声が沸騰するなか、政府は来年度予算案でまた大企業減税と庶民増税を計画。
…ほんとうに、政治を変える力を大きくしなければ!!と痛感して迎えた2007年、参院選まで6ヶ月、地方選が目前です。ぜひみなさんの力を貸して下さい。憲法といのち守る日本共産党を、ご一緒に大きくしましょう!
●元旦スタートは山本宣治の墓前から 冷え込んで真っ白に霜が降りた新年の朝。宇治にある山本宣治のお墓に参り、地方選候補者のみなさんらとともに1年の奮闘と勝利を誓い合いました。
●毎年恒例、祇園・八坂神社前で初詣宣伝 あったかい青空が広がりました。『朝ナマ』から駆けつけた穀田恵二国対委員長や西山とき子前参院議員、原2区候補、吉田4区候補、府・市会議員や候補者のみなさんととともに新年のごあいさつ。初詣客のみなさんからたくさんの激励をいただきました。
また今年は、初めて府労働者後援会のメンバーが横断幕を持って合流。秋から、週2回の早朝宣伝を民間職場門前で一緒に続けてきたみなさん。新年も熱い心意気を感じます。
●岩清水八幡宮前での初詣宣伝 府会候補のひなご大介さん、浜田よしゆき衆院6区候補、八幡市会議員団のみなさんと勢ぞろい。手作りのぼりには「成宮まり子と一緒に今年もがんばろう」…ひなごさん作だそうで、ありがとうございます!
●下京区・東本願寺前で晴れ着宣伝 こくた衆院議員、西脇いく子府議、山中わたる市議団長をはじめ、下京党後援会のみなさんと。