06年12月13日(水)
リリコ日記(30)指は何本?000_ririko)リリコ日記
「まり〜、すごいで〜!」…駆けてきたリリコが言いました。「リリコのゆび、きゅっぽんもある!」
…大事件です! 「えっっっ、9本しかないの!?もう1回数えてみ」と私。
両手を開いて数えてみせてくれます。
「いち、に〜、さん、し、ご」 右手はうまくいきました。続いて左手。「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ。ほらぁ〜」
…思わず、吹き出してしまいました。「ちょっと違うで。六、七、八、九、十、やんか」と言うと、
「ちがうで〜。ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ。リリコのゆび、いっぱいある〜!」
…あまりにも自信満々なので、「訂正」するのをやめました。この前までそれぞれの手の指を数えていたのに、「続けて数える」ことを発見して、さぞかし嬉しいんでしょうね。
でも、ちょっとだけ不安がよぎりました。
「5歳児の何割かは1ケタの足し算引き算ができる」「小学校1年から算数のスピードが速くて、『できなくっていいよ』と言われるけど家で必死に教えてる」と、あるママが言ってたのを思い出して。
…「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ!」に大笑いしていられるのは、3歳の今のうちだけかも知れません。
それでも、くり返し指を数えては満面の笑みを浮かべるリリコの姿に、「どうか、どの子にも優しい学校や社会を」と願わずにはいられない。
そして、教育基本法の改悪はやっぱりあかんなぁ、と思うのですが…。
メッセージ
>そして、教育基本法の改悪はやっぱりあかんなぁ、と思うのですが…。
落ちが唐突ですね。3歳児の微笑ましい話がなんでこんな過激な結論に。
幾等政治家とはいえ話が飛び過ぎですよ。
投稿者: 釣本直紀 | 2009年08月23日 20:54