06年12月 3日(日)
北部で医師不足シンポ/洛南大演説会2006
●成宮は、医師確保を求めた政府交渉の報告を発言
「医師確保と地域医療を守るシンポジウム」(実行委員会主催)が宮津市で開かれ、医療や自治体の関係者ら120人が参加されました。
シンポは、吉田さゆみ衆院5区代表のコーディネーターで、丹後ふるさと病院の山西行造院長が京丹後市の産科をはじめとした医師不足の危機的な実態を報告。協立病院の川?繁医師が医療改悪の問題点を指摘し、舞鶴市民病院労組の常塚清美委員長は市民病院が地域医療に果たしてきた役割を報告。
日本共産党こくた恵二衆院議員が、根本に政府の医療費削減政策といいなりになる自治体の責任が大きいことを指摘。医師を増やす計画策定や労働条件改善、診療報酬引き上げ、公的病院切りすて見直しなどの問題提起がありました。
成宮は、11月27日に党近畿ブロックとともに行ったこの問題での政府交渉について報告しました。
@政府がいまだ「医師は足りている」との基本認識を変えず、発表した「新医師確保総合対策」でも10県(青森、岩手、山形、秋田、福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重)のみのごく部分的な対策にとどまっている。
A政府がすすめる病院の「集約化・重点化」とは、医師不足への対応として出てきたのではなく、「市町村合併や道路の改善がすすんだからだ」「自治体病院の3分の2が自治体財政を圧迫」などと露骨な“病院つぶし”を強行しようとしている。
B国立病院機構舞鶴医療センター(府北部の周産期医療センターとして整備)の医師確保などについて、「独立行政法人化したから国に人事権はない」などと言って、「法人化で医療体制は後退させない」とした国会答弁も踏みこえて責任放棄をすすめようとしている。
…を報告し、この問題で多くのみなさんと声を上げ、政府の認識を変え、医師確保と地域医療を守る運動を広げてたいと発言しました。
●洛南大演説会で小池晃党政策委員長や候補者のみなさんと
宮津から特急でとんぼ返りして、夜は宇治・城陽・久御山地域の大演説会へ。
小池晃政策委員長はさすが、笑いあり涙ありの話が面白い〜!! 地方選候補者のみなさんと来年の2大選挙勝利を訴えました。