06年11月 3日(金)
憲法公布60年目のデモ2006
…憲法公布60年目の今日、衆院で教育基本法改悪案が重大局面を迎えるなかでの11・3京都集会には4000人が参加。憲法や教育基本法を守りたい、という熱気を感じました。デモは祇園・四条通りから市役所前まで延々と続き、観光客や市民のみなさんからも注目されたと思います。
ただ、アピールの“質”という点では若干の意見が…。
シュプレヒコールって「教育基本法改悪はんたーい」「戦争する国づくり許さないぞー」とかやるんですけど、これじゃ“わかってる人”にしか伝わらないかなぁ〜と感じてしまいます。もちろん「それってなに?」とか「こんなたくさんの人が反対してるんや」と注目してもらって、という効果はあるんやけどね。
少し前、民青同盟や「かえるネット」で“デモじゃなくてパレード”“楽しく・面白く・かっこよく”を意識したパフォーマンスをかなり試みていたんです。ラップ調替え歌つくったり、楽器持って仮装したり、パレードから「一緒においでよ〜」って道行く若者に呼びかけ、「かっこいいやん!」って人数がどんどん膨れていったり…。
参加してもらうっていうのはなかなか難しいけど、やっぱりそういうのを大事にしたい。「やってるのは特別な人たち。自分らとは違う」って一線を引かれたらあかんなぁと思います。憲法も教育基本法も中身はかっこいいし光ってるんやもん。
それは、選挙や政治でも同じやね。