成まりブログ2006年11月
06年11月30日(木)
山城DAY 京田辺ほっこりトーク2006
本日は山城DAY。『しんぶん赤旗』『京都民報』の購読お願いをかねて、加茂町で村木町議と一緒にごあいさつ。
木津町の高の原駅西団地などで府会候補の山田清子さん、宮島良造木津町議と宣伝し、京田辺へ…。
●京田辺党女性後援会“あったかトーク”
午後、京田辺“ほっこりティータイム・あったかトーク”で、生い立ちや子育て、教育のことを話し、みなさんから平和への思いや、障害者「自立」支援法・バリアフリーのことなどご意見をうかがいました。
夕方は、少し早く帰ってリリコの保育園へお迎え。月末なので地域の『赤旗』読者集金へ。
…実は、リリコは「集金」をすごく楽しみにしています。「よい子やなぁ、かしこいなぁ〜」とほめてもらうことや、時々は「おかし」がもらえることがとても嬉しいよう。今日はある読者の方から大きな柿をいただいてニッコリ。…でも「ありがとう」がなかなか大きな声で言えないのが困りものですが。
06年11月28日(火)
「君が代」は口に指3本!?…井上質問傍聴2006
またまた国会へ傍聴に行ってきました。
27日の参院教育基本法特別委員会での井上さとしさんの質問。…テーマは「日の丸・君が代」の学校での強制と、子どもたちの思想・良心の自由の問題です。
「国旗・国歌法」の審議のときには、野中官房長官(当時)が「歌う自由も歌わない自由もある」と答弁していたにもかかわらず、東京都町田市では卒業式の練習で、在日三世も含む子どもたちに「君が代は指がタテ3本入る口を開けて」「校歌より大きな声で!」との指導が執拗に行われた
…井上さんの告発に、「え〜」と傍聴席も含めた委員会室にはどよめきの声が。
井上「憲法19条の思想・良心の自由を侵すもの。異常とは思わないか」
伊吹文科大臣「コメントしません」
さらに井上さんは、現在進む学習指導要領の「改訂」作業で、小中学校の音楽の達成目標に「君が代」を美しいと感じ「自国を尊重する心」を持て、との議論がされていることを、「特定の『心』を持つまで指導するとは、強制ではないか」と追及。
伊吹大臣は「まだ決まっていない」と連発して「逃げ」の姿勢。
ですが、井上さんは「決まってから押しつけられて苦痛を味わうのは子どもたち。思想・良心の自由を侵すような学習指導要領を作ってはいけない。『心』に介入する教育基本法改悪はやめるべき」と正面から追及し、クギを刺しました。
さすが井上さん! 学習指導要領「改訂」と教育基本法「改正」の先にある、"調教”的教育の姿見えたり!の質問でした。
委員会室には全国や京都からたくさんの傍聴者の姿。国会周辺では座り込みや集会の声が響いていました。
子どもたちの口に指をつっこみ、しなやかな心に「愛国心」を“調教”するなんて、ぜったい許せん!! 教育基本法改悪を許さないためにがんばりましょう!
06年11月26日(日)
子育てあったかトーク/国鉄まつり2006
●「子育て・教育あったかトーク」で中山徹さん講演
「子育て・教育あったかトーク」(主催:党京都府委員会)で、ママ・パパや保育園長さん学校の先生らと子育てをめぐる問題を話し合いました。
中山徹さん(奈良女子大学教授)は、小学校受験の競争や「認定子ども園」など、「格差社会」がすでに保育や教育環境にまで大きな影を落としている現状をしめし、これまでは親の経済力に差があっても、福祉や教育は平等に保障するという考え方だったのが、「カネしだいの社会にされようとしていると批判。地域や保護者・親などの“参加と自治”の力を引きだして変えていこう、という呼びかけが印象的でした。
成宮からは、「子育てってお金がかかりすぎ!」「こんな働き方では子育てはムリ」「独りぼっちの子育てはつらい」と多くのママ・パパの声を聞いてきたこと、児童虐待や「いじめ自殺」をめぐって児童相談所や母子支援施設、保育園などと懇談してきたことを紹介。多くのストレスがママ・パパや若い世代、子どもたちに押しつけられている現状を変えるために、政治・行政の課題として
▽若い世代に人間らしい働き方ルール確立を
▽子育てにかかる経済的負担の軽減を
▽児童虐待をなくすために体制とネットワーク強化を
▽すべての子育て家族への支援体制確立と強化を
▽産科不足の問題解決と小児救急医療の拡充を
の5つの視点と、「戦争する国」づくりを許さないために憲法や教育基本法を守ろうと話しました。
会場からは「小学校にあがって算数の宿題がスピードが早く、『わからなくてもいいよ』ってなったら大変だと実感」「学校の先生が上から言われることにもの言えない」「子育てや保育をめぐる対話の小さな輪を地域に広げていきたい」とたくさんの発言。
…話を聴いて学校教育のことなどいろいろと考えさせられました。それでも“子育て”って大変だけどほんとうにステキな仕事だというのが実感です。 みんなが心からそう言える社会にするために、子どもとママ・パパたちをめぐる政治と社会のあり方を変えていきたいと思いました。
●国労「国鉄まつり」で家族の会と餅つき
1047名の不当解雇・差別にたたかってきた国鉄労組と家族の会のみなさん。
「生まれたばかりだった子どもが来年は20歳に」と、たたかいは20年におよぶそうです。…「来年こそ勝利してほんとうの春を!」私もみなさんと一緒にがんばります。
06年11月23日(木)
北上もみじまつり/東つどい/相楽演説会2006
●北上もみじまつりで西新道商店街の菓子屋“お母ちゃん”と
山々や街路樹の紅葉が鮮やかに色づき、京都がほんとうに美しい季節になりました。
今日は各地でまつりや集いなどが行われ、北区もみじまつり(船岡山)では、井上参院議員、こくた衆院議員とともにごあいさつ。銀杏の巨木がため息が出るくらい鮮やかな黄色に染まってます。迫さん(上京府会候補)のカラーも黄色だそうで。
●東山秋のつどいで橋本やす子さんと
東山のつどいでは、こじまみよこさん&尾坂恵さんらのシャンソン&クラリネットライブに手拍子。
市会候補の橋本さんと一緒にインタビューに答え、生い立ちや候補者活動の手応えなど話しました。
会場での川柳大会から私の気に入ったのを3首。
*地理歴史 補修で世界に 目が開き (永良雅治)
*メタボリック 90センチと 誰が決め (杉本裕好)
*晴天の 師走の向こうに 夢もう一度 (こじまみよこ)
●相楽府会候補に山田清子さん。相楽演説会で
夜は相楽郡での日本共産党演説会へ。府会予定候補として発表された山田清子さんや一斉地方選候補者、西山とき子前参院議員とともに訴えました。
06年11月22日(水)
青野平パステル画展2006
●青野 平さんの「八幡堀」
画家・青野平さんの個展がはじまり、迫ゆうじ府議候補(上京)とともにうかがいました。
会場には山々や民家の風景を描いた印象的なパステル画が並びます。私は滋賀県近江八幡の水郷を描いた「八幡堀」(写真上)という作品が気に入りました。この構図で多くの人が描いていますが、青野さんの作品には外への広がりと画家自身の率直な喜びがあらわれていて新鮮です。
「法学者から見て、教育基本法『改正』案の与党のやり方はひどすぎる」と弁護士でもある青野さん。
東京都による日の丸・君が代の強制を違法とした東京地裁の判決のことで、「判決を下したのは私の後輩だが、法に照らせば当然の判決。やっぱり地裁は第一審だから、法に基づいて正確に判断しようという気概をもっている。それに比べても政府はひどい。日本は法治国家ではないのか、と言わなければなりません」と述べられ、「憲法も教育基本法も『押しつけられた』と言うが、いいものはいいんですよ」と現行法を守り生かすことの大切さを強調されました。
法の専門家からの指摘に納得。がんばります。
*青野 平パステル画展 〜11/26(日)まで 10:00〜19:00
ギャラリー吉象堂(中京区三条通り柳馬場東入ル 西村吉象堂2F
06年11月21日(火)
アートdeArt(7)画家の“生き様”e001_artde)アート de Art
観る者に、正視することを強迫する絵があります。画家・遠藤剛?(ごうき)さん――私が芸術を志して京都へ来た頃にお世話になった先生を、山中わたる京都市議とともに、18年ぶりに個人美術館に訪ねました。
自然や人体など対象の構造を執拗にとらえようとする太い線のデッサン。構造の追求と、生命感あふれる色彩という、一見対立するものが統一された油彩。すべての作品は現場で制作され、まるで自然との取っ組み合いの産物のようです《写真:夏の花園(油彩・未完)》
絵は、気晴らしや娯楽でなく全身全霊の仕事、「生き様であり、告白である」と遠藤先生。…“生き様”という言葉を聞き、「ああ、そうか」と思うことがありました。
今夏、京都国立近代美術館に人々が行列した「藤田嗣治展」。技巧的でかっこうがよく、人物も猫も「戦争画」さえも器用にこなした藤田の線。しかし何かが決定的に足りない、と私は感じていました。
その「何か」とは、まさに画家の“生き様”なのだと思います。
技巧でなく本質、傍観者でなく当事者…あらゆる意味で、二人は好対照かも知れません。
遠藤先生は「芸術とは精神の理想の追求であり、その対象は人生の現実」だと。なにものにも介入されない人間の自由な意志が大事だ、芸術こそ、腐敗した社会で憎悪や国境を超える力をもつと熱弁され、「平和憲法は変えてはならない」との思いもうかがいました。
以前と変わらぬバイタリティーあふれる鋭い眼が、「君の生き様は?」と強く問うています。71才の生き様に、私も人生と仕事への熱いエネルギーをいただきました。 (『京都民報』11/26付「アートdeArt」)
*遠藤剛?美術館・秋季特別展 11/14〜3013:00〜19:00(月休)京都市下京区猪熊通高辻下ル Tel075-822-7001
06年11月17日(金)
〒集配再編で郵政公社へ要請2006
郵政公社がすすめる郵便局の集配業務再編問題で、住民合意のない再編計画の撤回や、サービスの維持・充実を求めて近畿支社に申し入れに行ってきました。党近畿ブロック事務所によるもので、京都からは、かみね府議、小林府会候補(船井)、西村市議候補(右京)も参加しました。
●ゆうメイトの処遇と再編計画の住民説明会に関わって発言
@「ゆうメイト(非常勤)」の解雇指示ともいえる通達を近畿支社が出していたことがあきらかになりましたが、驚いたことに、責任者の郵便事業部長は「勤務態度の悪いバイトが大量に漫然と雇用されている」と説明。
…私は、「いかにも不良ばかりという話ですが、京都で聞きとった実態は違う」と、低い時給でボーナスも無し、毎日3時間の残業常態化などのひどい労働条件で本務職員と同じように集配を支えているゆうメイトの現状や、それが集配再編計画で、京都市京北地域ではゆうメイト全員が再編後も働き続けられるかどうかわからないと言っていて、本務職員にも不安が広がっていることを紹介。
「いま、配達再編でサービスを低下させないためにも、正規採用を含めたゆうメイトの待遇改善こそ必要ではないか」と発言しました。
すると支社側は、「正規採用の権限まではないが、労働条件の改善は検討したい」との認識を表明しました。
…このやりとりであらためて、(公務)労働者の人間らしい働き方を取り戻すことと、住民サービスを守ることは一体だということを実感しました。
Aまた集配再編への住民合意にかかわって、与謝野町(旧岩滝町地域)で、この問題を考える住民懇談会への特定局長の参加を要請したところ、「近畿支社に相談して」断られた事例を示し「住民合意のない計画は強行しないというなら、8月の要請時の約束どおり、住民説明会にはぜひ出ていただきたい」と述べました。
支社側は、「まず自治体の長に理解を得ている。説明会は、なんでも行けばよいとなれば手に負えなくなるとは助言したが、行くかどうかは局長の判断による。できるかぎり出席したいという基本は変わらない」と回答しました。
他県からも、すでに集配再編が実施された地域で「郵便が夜中に配られる」事態が紹介され、再編で住民サービス後退が起こることはあきらかです。
京都では、すでに5局(西大浦・東舞鶴、岡田・西舞鶴、弥栄、大宮、小野郷)で無集配局化が実施されましたが、いま、3月の本格実施にむけて、東別院(亀岡市)、八木・神吉(南丹市)、檜山(京丹波)などで反対運動が広がっています。
郵産労がとりくんでいる全戸アンケート(約300通の返信)にも、「時間外窓口が無くなるのは非常に不便!」「農協も無くなり郵便局が唯一の頼りです。これまでお願いしていた年金の引き出しや通帳記入もおできなくなる」「これだから郵政民営化には反対だった」など、びっしりと不安や不満が寄せられています。
…私自身、昨年の“郵政民営化解散”による総選挙を京都4区でたたかい、約60局の特定郵便局を訪問し、住民の声を聞いてきて特別の想いがあります。民営化の実施が来年10月に迫っているからこそ、いま再編計画強行やサービス後退を許さない運動を広げることがカギ!
住民や地方議員、ゆうメイトも含めた郵政労働者のみなさんと力を合わせてがんばります。
06年11月16日(木)
抗議!!教基法改悪案 衆院強行採決2006
15日の衆院特別委員会での自民・公明による与党単独強行採決に続き、本日は与党単独で本会議開催・強行。…歴史的な暴挙。ほんとうに許せません!
●朝から緊急街頭宣伝で教基法改悪案強行に抗議
安倍政権には「教育改革」を語る資格なし、と私は思います。
その1:国会のルール無視、民主主義破壊のやり方。議院運営委員会で審議や公聴会、採決日程を合意してすすめるというのが国会のルールです。ところが与党は、中央公聴会の次の日に一方的に採決を強行。法案への態度が違るからといって、こんな民主主義破壊のやり方は許されません。
その2:教育改革タウンミーティング「やらせ」質問。教育基本法「改正」に賛成です…という発言をセリフまで書いておいて、「セリフの棒読みは避けて」「頼まれて、と言わないで下さい」と詳細に指示して「やらせ」をした問題。発言依頼者に「謝礼」まで支払っていたことがあきらかになりました。教育基本法「改正」案はこうして「国民の意見を聞いた」産物だといいますが、それが「やらせ」だったと内閣府や文科省が認めたのならば、法案提出の前提も資格も問われることになります。
それにしても、子どもたちがどんな眼で見ているんだろう、と思うとやりきれません。…「どうせ大人は、ボクの話を聴いてくれない」「ルール破りや『やらせ』ばかりの世の中じゃないか」と、子どもの澄んだ眼に写るようなことを、政府がやるのが「美しい国」でしょうか!?
やっぱり、安倍内閣には教育や子どもたちの未来は、絶対まかせられへん!!参議院での審議開始も強行されました。子どもの眼に羞じないようなたたかいで廃案に追いこみましょう!
06年11月14日(火)
リリコ日記(29)おみやげ000_ririko)リリコ日記
「まりに、お・み・や・げ!」…保育園の遠足から帰って、目の前で開いてくれたリリコの両手には、どっさりのドングリ〜!
まり「ありがとう。これみんなリリコが拾ったん?」
リリコ「うん、いっぱいいっぱいひろったん」。
保育園の先生にお聞きすると、「おかあさんにあげる〜」と、一生けんめい拾っていたそうで、その姿を想像すると、ちょっとウルウルきてしまいました。
ところがそれ以来、私が帰ると、リリコはかならず「まり〜、おみやげは?」。
「まりはお仕事から帰ってきたんや。おみやげはないよ」と言っても、「え〜、いやや。お・み・や・げ!」とききません。ついつい、なにか買って帰ったりするようになってしまい、そうするとさらに「リリコ、こんなおみやげ、いや!」なんて…。
…これは、まずいなぁ〜と、反省反省。しかし、4歳のお誕生日が近づき、どんどん口も達者になってきました。
どうしよう?こういうの、あなたならどうします?
06年11月 9日(木)
関西電力前で宣伝/いじめ自殺、教育基本法…2006
●関西電力営業所(北区)前で
朝、めっきり冷え込むようになり、ようやく紅葉が色づいてきました。
府労働者後援会のみなさんとの職場前宣伝を月・木にスタートし、先週の日新電機に続き、今日は関西電力京都営業所前。…成宮の新しいビラや市田書記局長の「偽装請負」質問の号外は受けとりがよく、激励もいただきました。
夜は、労働者後援会集いや支部主催演説会など4会場へ。
中京区梅屋演説会では、「いじめ自殺はどうして?」など子どもと教育をめぐる意見がずいぶん出ました。
…私も民青同盟で高校生たちと活動してきましたが、「教室に入ったとたん演技してる」「本音を言ったり“ありのままの自分”を出せない」「自分が価値ある存在だと思えない」と多くの高校生が言います。成績とか人間関係とか、子どもたちがほんとうに多くのストレスを感じていることを見てきました。
いろんな問題が噴き出しているいまこそ、1人ひとりの思いに“寄りそう”ことがまず一番大事なのに、安倍首相がやろうとしているのは、教育基本法を変え、全国学力テストや「教育バウチャー制」を持ち込んで「競争と格差」をひどくすること。
…そんなんしたら、子どもたちのストレス度は絶対悪くなる!と確信します。
そのうえ、文科省と内閣府による教育基本法改悪推進のための「やらせ質問」問題。こんなこと、政府は子どもに顔向けできるんでしょうか?…教育基本法改定を提案する“資格”が問われていると思います。
06年11月 7日(火)
初お目見え。成宮ビラ2006
1面は、好評のまり子&リリコ写真に「この子の未来に 戦争あかん!」「黙ってられへん子育てママです。」〜娘が大きくなったとき、「お母さん、なんで戦争とめへんかったん?」なんて言われないように。憲法9条守るため、めちゃめちゃがんばります!〜という成宮の想いと、芸術大学から政治家をめざすようになった経過を紹介してます。
2面は、「京都から〜いのち守る議席必ず。国会でやりたいことが めちゃめちゃあります」3つの公約@人間らしく働けるルールを!子育てをとことん応援! Aお年寄り・障がい者、いのち守る社会へ B憲法9条・教育基本法ぜったい変えさせない!「夢あきらめないで。ごいっしょに政治を変えましょう。」「選んでください。日本共産党」〜と呼びかけて、比例候補の井上さとし参院議員も紹介。
…もうすぐみなさんのお宅へ届けたいと思います。手伝ってくれたり、知り合いに渡してくれる人大募集!! ぜひ、ご意見・ご感想もお待ちしていますね!
06年11月 6日(月)
アートdeArt(6)ソウル・フラワー・ユニオンと赤旗まつりe001_artde)アート de Art
中央舞台で参院候補者紹介(写真上)があったから、というよりも、私のお目当ては、ソウル・フラワー・ユニオン!!
…あの阪神大震災後に、救援・追悼の出前ライブや路上チンドンで「がんばろう」「インターナショナル」などの労働歌や戦前の流行歌を唄って被災者を勇気づけた彼ら。私は10年ぶりでしたが、予想以上に心を掴まれ感動をもらいました。
♪〜極東戦線異状なしって感じやね この惑星じゃ 今も子どもらが 虫けらみたいに「ママ」と叫んで死んでゆく …この戦争をやめさせろ!(イラク・ファルージャ虐殺を告発した「極東戦線異状なし!?」)
被災地や難民キャンプ地で歌い、9・11やアフガニスタン、イラクに向き合って「非戦」を掲げ、いろんな市民集会に出たり、最近は東ティモール独立記念コンサート出場や『映画・日本国憲法』(ジャン・ユンカーマン監督)の音楽も担当してきたソウル・フラワー・ユニオン。 さらに今回心を揺さぶったのは、ボーカル・中川敬さんの言葉です。
「まさか赤旗まつりに出ることになるとは…」と言いつつ「この出会いは一生忘れない」とステージで叫んだ彼が、『しんぶん赤旗』(11/5日付)に「この10年、市民運動系イベントにはたくさん出てきたけど、共産党は初めて。この意味を考えてほしいよ(笑)。大同団結。今しんどい人にとって、よりましな社会をつくっていこうやないかということやね」とコメントを寄せていました。
…彼らの想いの深さと勇気、“出会い”そのものに、心から感謝します! (写真:5日付『しんぶん赤旗』より)
ラッキーなことに、ライブを終えたメンバーと参院候補者が舞台袖ですれ違うという場面があり、私は「ありがとう」と叫びました。
後で手にしたCDには、「このアルバムを世界中の『殺すな!』の声の連帯に捧げます」のメッセージ。 …やっぱり、出会うべくして出会ったのかな。
大同団結、連帯。私もこの“出会い”は一生忘れない。(『(京都民報』11/12「アートdeArt」)
06年11月 5日(日)
中央「赤旗まつり」に行って来ました!2006
午前中、西山とき子前参院議員の案内でタテ団体にごあいさつ。
昼休みには井上さとしテント前で「京都集会」が開かれ、井上参院議員や穀田恵二衆院議員・国対委員長とともに決意表明。
さらに、京都&東海北陸の10府県を活動地域とする井上さんを真ん中にして、初めて今日は各選挙区の候補者が勢揃いしました。
…「行くぞ〜国会へ〜!」「井上さんとともに〜!」
午後の全体集会、中央舞台では、比例候補と主要な選挙区候補者の紹介タイム。
…直前に行われたソウル・フラワー・ユニオンのライブ、めっちゃくちゃかっこよかった〜。「赤旗まつり」には初お目見えですが、私はずっとファンです!ありがとう〜!!
ラストはフリータイム。夫や娘と合流して、ここぞとばかりに“全国の美味しいもの”を味わい、普天間かおりさんのライブで踊りました。
写真は、第五福竜丸(記念館)の前で娘のリリコ。…なぜか?ラッパを持っている。
06年11月 3日(金)
憲法公布60年目のデモ2006
…憲法公布60年目の今日、衆院で教育基本法改悪案が重大局面を迎えるなかでの11・3京都集会には4000人が参加。憲法や教育基本法を守りたい、という熱気を感じました。デモは祇園・四条通りから市役所前まで延々と続き、観光客や市民のみなさんからも注目されたと思います。
ただ、アピールの“質”という点では若干の意見が…。
シュプレヒコールって「教育基本法改悪はんたーい」「戦争する国づくり許さないぞー」とかやるんですけど、これじゃ“わかってる人”にしか伝わらないかなぁ〜と感じてしまいます。もちろん「それってなに?」とか「こんなたくさんの人が反対してるんや」と注目してもらって、という効果はあるんやけどね。
少し前、民青同盟や「かえるネット」で“デモじゃなくてパレード”“楽しく・面白く・かっこよく”を意識したパフォーマンスをかなり試みていたんです。ラップ調替え歌つくったり、楽器持って仮装したり、パレードから「一緒においでよ〜」って道行く若者に呼びかけ、「かっこいいやん!」って人数がどんどん膨れていったり…。
参加してもらうっていうのはなかなか難しいけど、やっぱりそういうのを大事にしたい。「やってるのは特別な人たち。自分らとは違う」って一線を引かれたらあかんなぁと思います。憲法も教育基本法も中身はかっこいいし光ってるんやもん。
それは、選挙や政治でも同じやね。