06年10月 5日(木)
タクシーの自交総連大会2006
●情勢動かすタクシー労働者。たたかいは24時間「おはよう」?
タクシー労組の自交総連京都地連大会でごあいさつしました。
「規制緩和のトップランナー」といわれたタクシー業界ですが、増車や運賃自由化の結果、交通事故や長時間労働、「過労死」の激増、なにより運転手の収入激減、…と規制緩和路線の破たんがあきらかです。
そんななかで自交総連は「タクシー運転手登録制度」などのルールづくりを提案してねばりづよく運動してこられました。この夏には、国交省交通政策審議会・タクシー小委員会も「市場の失敗」「まず政令指定都市への運転手登録制度の導入」と言わざるを得なくなるところまで追いこんできています。
“継続したたたかいは情勢を動かす”…あきらめない、そして分断されないことが大事。タクシー労働者のみなさんのたたかいに、大きな勇気を教えてもらいました。
実は、先日(2日)も京聯タクシー労組でごあいさつしたのですが、午後の大会だったのになぜか私は「おはようございます」。…しまった!と赤面した場面がありました。
ところが、それを聞きつけた別の会社のタクシー運転手さんが、「僕らは日勤も夜勤もある24時間営業やから、いつも仕事始めは『おはよう』で、仕事終わりは『お疲れ』や。さすが成宮さん、よう知ってるなぁ」と声をかけてくれました。
…ほんまかいな!?と思いましたが、ちょっと救われました。お疲れさまです!