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06年9月16日(土)

医師不足で京丹波町2006

●「地域医療の中核は自治体病院」…瑞穂病院と和知診療所で
 医師不足や医療制度改悪の問題で、党府議団の新井さん島田さん、小林つよき府会候補、京丹波町議の坂本さんとともに、国保瑞穂病院と和知診療所を訪問しました。
 瑞穂病院で佐藤院長にうかがうと、こちらでも医師不足で大学からの派遣に頼っていること、看護師を募集しても、町合併で職員給与が大幅に下がったこともあって応募がゼロなど現状は深刻。さらに政府による療養病床削減や地方財政切りすてが大きく影響しているそうです。
 「しかし、診療報酬が下がったからといって患者に出て行って下さいとは言えませんよ。『財政合理化』優先ではなく、地域住民のいのちと健康をどう守るのかというのが病院の基本です。もっとこの地域の連携などをやっていきたい」と院長さん。

 和知診療所では片山事務長と懇談しました。かなり広域に在宅訪問診療にとりくんだり、住民のさまざまな要望に応えていることをお聴きしました。「町でも審議会が始まったが、採算性からだけ考えたら『診療所をなくす』ことになる。そうではなく診療所があることで住民の健康や安心、まちの活性化につながるはず」との話に納得。
 …やっぱり地域医療の中核を担うのは自治体病院、ということを現場のお話からあらためて学びました。

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 小林さんのブログで知りましたが、南丹市美山町の宮島診療所は医者が確保できず、今年の4月に閉鎖されてしまったそうです。旧美山町地域の医療状況が懸念されます。

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