06年9月11日(月)
JR山陰線要望/生活保護めぐって2006
●亀岡市域の安全対策やバリアフリー化をJRに要望
JRに関わる亀岡市域での要望をもとに、党亀岡市議団とともにJR京都支社への申し入れをおこないました。要望したのは、子どもが線路内に入らないように防護柵の全線設置や、改修工事中の亀岡駅仮駅舎をはじめ他の3駅(馬堀駅、並河駅、千代川駅)も含めたバリアフリー化、亀岡駅整備事業費の負担割合の見直しなどです。
●生健会有志のみなさんと生活保護めぐる懇談会
「老齢加算があってはじめて世間とのつきあいができた。削られたいま、質の低い肉や安い刺身を探して食っている。これが人間らしい生活か!」と松島松太郎さん。
…北九州での餓死や秋田での抗議自殺、伏見区での「介護殺人」などの悲惨な事件がこの間連続して起こっている生活保護行政をめぐって、「生活と健康を守る会」有志のみなさんと懇談し、考えさせられました。
…あらためて感じたのは、いま憲法25条の「生存権」を暮らしと政治にとりもどすたたかいと連帯が必要だということです。「生存権裁判」として有名な「朝日訴訟」の東京地裁判決(1960年)は、憲法25条の「健康で文化的な」とはけして修飾語ではないし、最低限度の生活とは予算の有無で決まるものではなく、むしろ“指導支配”するべきものだとしました。“指導支配”…つまり予算の最優先に、憲法25条を具体化する社会保障をもってくるべきだと。
いのちにまで「格差」を刻み込むような政治を許さず、「人間」をとりもどすために、来年の参院選に向かっていることを、再度胸に刻んだ懇談会でした。
●10日、京建労拡大出陣式(亀岡、右京、左京)でごあいさつ
京建労の仲間増やし出陣式や拡大まつりが各地でおこなわれた10日、3ヶ所でごあいさつしました。写真は亀岡支部のまつり会場で子どもたちと一緒にヨーヨーつりのこより作り。