06年9月 6日(水)
リリコ日記(27)こわいお話000_ririko)リリコ日記
「まり、きら〜い」「おとうちゃんのほうがいいもん」…どうもこの頃、反抗期です。
ただ幸い、そんなときの“虎の巻”を母はちゃんともっています。それは、「こわいお話」。
「リリコ、『ガイコツのお話』しよか? 『透明おばけのお話』がいい?」と声をかければ、たちまち人気を取りもどせるのです。
お話の始まりはこうです。
…保育園の二階の奥の部屋。そこにはガイコツとおばけの子どもがすんでいました。2人はいつも真夜中の保育園で遊んでいたのですが、昼間の子どもたちがあんまり楽しそうなので、一緒に遊びたくなります。
そこで、ガイコツとおばけの子どもは「透明になる薬」を飲んで、昼間の園庭に飛び出します。ところが大変!ケガをして、リリコたち「もも組さん」に見つかってしまいます…。
「お話」はこの後いろんなパターンで続くのですが、「はい。おしまい」と言っても、リリコは「もういっかい!」。しまいにはこっちが疲れて、強制終了。
…ほんとに気に入っている様子。“人気”のツボは、「こわい」が転じて「面白くなる」ことと、「リリコが登場する」こと、かな。「こわいお話」のおかげで、帰りの遅い母も、まだしばらくはリリコの“人気”を、保つことができそうですよ。