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06年7月25日(火)

丹後・与謝などで大雨被害を現地調査2006


●京丹後市・間人の2人が亡くなられた土砂崩れ現場で(吉田5区代表、府議団・市議団、荒田府会候補と)
 昨夜から府北部入りし、京丹後・与謝など大雨被害の調査へ。京丹後市間人(たいざ)では、墓地の土砂崩れで2人が亡くなられた現場で手を合わせたあと、市現地対策本部から、府の土砂災害監視システムが「避難」警告を出したにもかかわらず市は住民に勧告や指示を出さなかった問題などについて、説明を受けました。
 また、地域公民館に、避難している住民のみなさんをお見舞いし、「夜中じゅう犬がワンワン鳴きつづけたり、山から出てくる水が泥で濁っていて『おかしい』と言っていたら、土砂が来た」「早く家に帰りたい。一時帰宅は15分間で短すぎる」などの要望を聞きました。


●国道178号線の宮津〜伊根へむかう路面隆起の復旧現場
 宮津市の178号線「伊根バイパス」隆起現場を視察し、伊根町では役場を訪問。とくに178号線の伊根・蒲入〜京丹後・袖志間が、大規模な崩落によって長期に復旧の見通しがたたなくなっている問題では、「住民生活にも観光にも大打撃になる。早く復旧を」との要望が寄せられました。

 災害現場の一刻も早い復旧や危険箇所の総点検、避難世帯や被災者への支援に、府議団や市・町議団と連携して、全力をあげてきたいと思います。
 同時に、根本にある「政治のゆがみ」ということも痛感させられました。とくに今回、府の土砂災害監視システムと市町村の対応をめぐっては、「住民の避難誘導や避難所の対応など、職員の体制上の困難が大きい」(伊根町)、「避難勧告・指示を出すのも、勇気がいる現状」(京丹後町)との声がありました。…住民の安全・安心に関わる、国の防災予算や人員削減、市町村合併による“身近な”職員の削減をすすめてきた国の「構造改革」路線の大きなゆがみ。…この政治路線の転換がつよく求められていることを、ひどい災害現場を前に、あらためて重く受けとめました。

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メッセージ

成宮まり子様、初めまして。愛知からアクセスしています。
梅雨前線の長期停滞で各地で集中的な大雨で土砂崩れの被害など起き、長野や鹿児島での被害状況が伝わっているのに、京都の被害状況だけが伝わっていないだけに、今日、土砂崩れによる大きさ、被害状況など、災害に対しての怖さを実感しました。年々都市型災害にも重点的に。
一日でも早い復興とそして再び安心して暮らすためにも最大限の対策を願っています。
頑張ってください、応援します。

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