06年7月 6日(木)
宇治城陽で障害者「自立」支援法調査2006
●宇治共同作業所でワークセンターやデイセンターを見学
障害者「自立」支援法の影響調査のために、宇治共同作業所と城陽のみんな仲間共同作業所をたずねました。
宇治作業所では、宮本市議とともに、昨年開所した明るい建物で行われている空き缶回収やミシン作業、パンづくりなどを見学しながらお話を聞きました。
矢口府会候補と訪問したみんな仲間共同作業所でも共通して出された声は「利用者負担が重い」ことと「施設への報酬が低いうえに日割計算になり、実態にあわない」ということです。…「仲間が病気で休んでいる日でも、ぼくら職員は一緒に病院に行ったり家庭訪問をしたりしている。それを『欠席だからゼロ』とするのは、福祉現場のことを知らない考えだ」との話、なるほどそうだとよくわかりました。
これらは、党国会議員団の全国実態調査にもとづく緊急申し入れでもとりあげているこですが、ぜひ改善をかちとらなければならない、とあらためて痛感しました。
つづいて、宇治・城陽・久世教職員組合を訪問し、小中学校の教育現場の実態を聞きました。…みんながわかる授業のために少人数学級の願いが切実なこと、予算カットでの学校施設の老朽化や「いまだにクーラーがない」実態、教職員の長時間労働や管理強化など、深刻な実態がだされ、あらためて、国・行政が「30人学級」など教育条件を整備することが求められ、教育基本法「改悪」はとんでもないことがよくわかりしました。