成まりブログ2006年07月
06年7月30日(日)
川上力三さんとの出会い。貴志カスケさん「京展賞」受賞記念展にて2006
京都市立芸大の先輩で彫刻家の貴志カスケさんが「2006京展賞」をみごと受賞され、その記念展「貴志カスケ&アートユニオン」(右京区・小米庵)におじゃましました。
ちょうど、陶芸作家の川上力三さんや、彫刻家の岡晋司さんをはじめ、芸大関係者のみなさんがおられ、「久しぶりやな〜。今度こそ芸大出身の国会議員になれよ」「きみがポスターの“成宮”くんか」と激励をいただきました。ありがとうございます!
初めてお会いしたのは、川上力三さん(写真、右から2人め)です。
私が大学院にいた時代に、ちょうどお隣の彫刻科で講師に来ておられましたが、お話するのは初めてです。
川上さんは、「若い頃は『体制や権力にノー』という作品ばかり作っていたね。それがいまも自分で思い入れが大きい」と言います。「…私は“何党”というのじゃないが、若い頃は、谷口善太郎さん(元共産党衆院議員)や蜷川虎三知事を熱くなって応援したもんだ。とくに谷善さんは、陶工出身だし、あたたかみと親しみを感じるすばらしい政治家だった。…きみもそういう政治家になってほしい」と、あたたかい励ましの言葉をいただきました。
…ありがとうございます!がんばります!
*川上力三さん、展覧会が京都文化博物館で開催中です(〜8/20まで)
06年7月29日(土)
宇治女性学習会/夏まつり(西京極、新大宮、西賀茂)2006
●宇治・女性後援会で学習会のチューター
宇治女性後援会のみなさんと、来年の2大選挙にむけて学習会。NHKスペシャルの「ワーキングプア」特集や「怒り沸点、住民税10倍化」(週刊誌)など、小泉「改革」の格差と痛みへの有権者の怒りの広がりがマスコミにも反映しつつあります。東大阪市長選や滋賀県知事選の結果など、政治の流れが大きく変わりつつあるいま、あらゆる分野で反撃の声をあげ、党と後援会・読者を増やして勝利をひらこう、と訴えました。
●西京極平和夏まつりで、「嵐山太鼓」の子どもたち
土砂降りの雨の上がった夕方、右京区・西京極平和夏まつりへ。なつかしいメンバーに、かみね府議とともにごあいさつ。焼きそばを頬ばりつつ、「嵐山太鼓」の演奏を見ました。小学生の子どもたちが細い腕からたたき出すみごとな太鼓。拍手!
北区・新大宮商店街の夏まつり、西賀茂平和まつりにも、新井府議、井坂・玉本両市議とともに、ごあいさつさせていただきました。
06年7月28日(金)
党創立記念集会各地で2006
06年7月25日(火)
丹後・与謝などで大雨被害を現地調査2006
●京丹後市・間人の2人が亡くなられた土砂崩れ現場で(吉田5区代表、府議団・市議団、荒田府会候補と)
昨夜から府北部入りし、京丹後・与謝など大雨被害の調査へ。京丹後市間人(たいざ)では、墓地の土砂崩れで2人が亡くなられた現場で手を合わせたあと、市現地対策本部から、府の土砂災害監視システムが「避難」警告を出したにもかかわらず市は住民に勧告や指示を出さなかった問題などについて、説明を受けました。
また、地域公民館に、避難している住民のみなさんをお見舞いし、「夜中じゅう犬がワンワン鳴きつづけたり、山から出てくる水が泥で濁っていて『おかしい』と言っていたら、土砂が来た」「早く家に帰りたい。一時帰宅は15分間で短すぎる」などの要望を聞きました。
●国道178号線の宮津〜伊根へむかう路面隆起の復旧現場
宮津市の178号線「伊根バイパス」隆起現場を視察し、伊根町では役場を訪問。とくに178号線の伊根・蒲入〜京丹後・袖志間が、大規模な崩落によって長期に復旧の見通しがたたなくなっている問題では、「住民生活にも観光にも大打撃になる。早く復旧を」との要望が寄せられました。
災害現場の一刻も早い復旧や危険箇所の総点検、避難世帯や被災者への支援に、府議団や市・町議団と連携して、全力をあげてきたいと思います。
同時に、根本にある「政治のゆがみ」ということも痛感させられました。とくに今回、府の土砂災害監視システムと市町村の対応をめぐっては、「住民の避難誘導や避難所の対応など、職員の体制上の困難が大きい」(伊根町)、「避難勧告・指示を出すのも、勇気がいる現状」(京丹後町)との声がありました。…住民の安全・安心に関わる、国の防災予算や人員削減、市町村合併による“身近な”職員の削減をすすめてきた国の「構造改革」路線の大きなゆがみ。…この政治路線の転換がつよく求められていることを、ひどい災害現場を前に、あらためて重く受けとめました。
06年7月24日(月)
永田萠さんとの出会い2006
●永田萠さん(中央)、西山とき子さんと「ギャラリー妖精村」にて
京都新聞のエッセイでも人気のイラストレーター・永田萠さんを、「ギャラリー妖精村」(堺町三条上ル)に西山とき子前参院議員と訪ねました。
『てのひらの虹』という、画家・いわさきちひろさんを論じた本を出しておられる萠さんは、ちひろの絵と出会い、ちひろの訃報がきっかけで、OLから“絵描き”になったそうです。
…実は成宮も、小学校の国語の教科書に載っていたちひろの絵に出会って、「こんな絵が描きたい」と子ども心に一生懸命にまねして描いたのが、のちに芸大にすすむきっかけになりました。世代は少しちがっても、ちひろの絵に大きなものを与えられたというのは一緒だね、美しい澄んだ色の絵をたくさん子どもたちに届けたいね〜と、絵本や子育て、芸術家と政治のことなど話がはずみました。
また、憲法九条「改正」の動きや北朝鮮ミサイル事件に、「戦争になってしまうんじゃないかと思った」という萠さんは、憲法九条を守ろうという女性アピールのよびかけ人の一人です。
…「成宮さんは、芸術家・表現者の心で政治にはたらきかけて」とのご注文もいただき、「ぜひ今度は、憲法九条をめぐってのお話を」、「9月12日からの新作エッセイ画集展で、またお会いしましょう」と、わかれました。
*永田 萠 新作エッセイ画集展 9/12〜11/26 ギャラリー妖精村
:京都新聞の人気エッセイ「花風景」が画集になり、その出版記念原画展が開催されます。
06年7月20日(木)
インターナショナルな核兵器廃絶署名/青年雇用大調査2006
●二条城前で核兵器廃絶のための署名宣伝行動
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ニュークリアウェポンズ。プリーズサイン!」…マイクで呼びかけると、次々に観光客たちが足をとめ、署名に応じてくれました。
19日に党府委員会がおこなった原水爆禁止世界大会にむけた署名宣伝の場面です。
場所が二条城前とあって、観光バスからたくさん人が降りて来るのですが、9割くらいが海外からのよう。「これは、日本語で演説しててもあかんわ〜」と片言の英語で呼びかけたところ、いっせいに注目が。…「アゲインスト・ウォー」とガッツポーズするドイツ人、漢字で住所を書いてフレンドリーに笑顔を返す中国の中学生たち。署名のアドレス欄は、その他、カナダ、フランス、そしてUSA、イスラエルの人のサインも!
私は、ものすご〜く“インターナショナル”になった署名用紙をまじまじと眺めながら、…北朝鮮のミサイル問題やレバノン・イスラエルの悲惨な戦争状態などがあるいまの世界、だからこそ世界の人々が平和や核兵器廃絶を共通して望んでいるんだなぁ〜と思いました。
自民や民主からは「敵基地攻撃」論や「先制攻撃戦略」論がさかんですが、そんなの世界では時代遅れなんだ!日本こそ「戦争のない世界」へがんばらなきゃ、とあらためての実感です。
●「青年雇用大調査」スタート。民青同盟と日本共産党で
これまでも日本共産党や成宮のところにも多くの相談が寄せられていますが、京都で働く青年の非正規雇用率は全国より高く、低収入や「使い捨て」と言われるひどい実態があります。
そこで今回、党として青年の雇用実態を1万人規模で調査して行政に改善を求めていこうと、「雇用アンケート」のとりくみをスタートさせました。
さっそく今日はハローワーク京都七条(下京区)で、山中市議や民青同盟メンバーとともに宣伝をスタート。…アンケート結果は、民青同盟と協力して「黒書」にまとめ、11月「第2回青年円山一揆」にむけて活用する予定です。
みなさんぜひご協力を。
06年7月19日(水)
こくたせいこ展/学生無年金障害者訴訟狂言の夕べ2006
●こくたせいこさん染仕事展
いつもお世話になっているこくたせいこさん(穀田衆院議員夫人)の染仕事展を、くらた共子市議と一緒に訪ねました。
会場の織成館は、和装関係の展示会がいくつも開かれていて、なんだか洋服で入るのが申し訳ない感じ…、と思っていたら、西陣織工業組合会長の渡辺氏にばったり会って、ごあいさつ。
…しまった〜、やっぱり着物で来るべきだった。
つづいて、「学生無年金障害者訴訟がんばれ!狂言の夕べ」(金剛能楽堂)へ、西山とき子さんと。
日本共産党が上田耕一郎さん以来、国会でこの問題をいちはやくとりあげてきたことなどを教えていただきながら、原告の坂井さんや松岡さんにごあいさつしました。
茂山千之丞さんによれば、「笑いながら抵抗するのが狂言の力、庶民の力」だそうで、しばし笑いにつつまれ、私も元気なエネルギーをもらいました。
06年7月18日(火)
清水焼団地陶器まつり2006
●窯元を訪ねてお話をうかがう
山科区の清水焼団地「第32回陶器まつり」を、本庄たかお府議、北山ただお市議、原としふみ衆院2区代表とともに訪ねました。
清水焼団地協同組合の小山理事長さんと、若い世代に清水焼を知ってもらう対策など懇談。
また、伝統工芸士の雲楽窯・斎藤武司さん(写真)や、北村賀善さんをはじめ出展されているたくさんの陶芸作家の作品を見せてもらいました。
さすが、様々な作風の品物や大作が並んでいます!
私の夫も陶芸家なので、陶器を「買う」ということはほとんどないのですが、「ほしい!」とついつい手が出そうになりました。
また、途中で夫の友人である若手陶芸家の番浦くんにばったり。…清水焼団地の手塚祥堂さんのところで手伝いをしているそうで、歴史と伝統をもつ清水焼団地でも若い世代ががんばっている姿、とっても嬉しく思いました。
06年7月15日(土)
今日7/15は日本共産党創立84周年。それと…2006
今日、7月15日は、日本共産党の創立記念日。
…実は、個人的なことですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあります。
1995年。それは、阪神淡路大震災や沖縄米兵による少女暴行事件があり、薬害エイズ事件が大きくとりあげられた年でした。私自身でいうと芸大大学院を修了した年で、そういう激動のなかで、民青同盟や日本共産党の活動を思いっきりがんばりだした頃でもあります。そんななかで、大学時代に友人の劇団で出会い、作品制作などで刺激をうけたり助け合ってきた(?)彼と結婚することに。「覚えやすい日にしよう。大好きな共産党の誕生日なら忘れない」との私の主張がとおりました。
その党から国政に挑戦するなんて夢にも考えなかった、当時から、はや11年。…今年の7・15をちょうど1年後の参院選にまっすぐ焦点をおいて、走りながら迎えることになりました。
西山とき子さんをはじめ、歴代の先輩たちの不屈のたたかいを受けついで、成宮まり子はめちゃくちゃがんばりますよ。そして、もしかしたら「こんなはずではなかった!?」などと思いながらも、成宮まり子を直接支えてくれている夫や、娘のリリコにも、心からの感謝と敬意をこめる、今年の7・15です。
06年7月14日(金)
こくたさん馴染みの伝統工芸士/近鉄京都線申し入れ2006
●ものづくりの職人さんたちを訪問 こくた恵二衆院議員、せいこ夫人とともに(木工 和田卯にて)
こくたさん夫妻の案内で、木工芸で照明器具をつくる「和田卯」(下京区)では、江戸時代からの様式を再現した灯り、「有明」(写真)などを見せていただき、説明をうけました。
「金網つじ」(北区)では、手編み金網の湯豆腐すくいや茶こし、香炉の蓋などを見せていただきました。「集中力がとぎれると金網の目にでてしまう。傷んだら、修理もうけたまわっています。ずうっと大切に使っていただきたいので」とご主人。
…職人さんが真心をこめて作ったモノを大切に使い、傷んだらまた修理して使う。これこそ京都が紡いできた歴史、人と人とのつながりの文化だなぁと、その奥深さに心を動かされるとともに、どうしても“ものづくりのまち、京都”を守っていきたいとつよく感じました。
他にも、京足袋の植田さん(こくたさんHPに紹介あり)、書家の荒川玄二郎さんの個展などを訪ねました。
06年7月13日(木)
祇園祭の山・鉾を守る町衆を訪ねて2006
祇園祭はいよいよクライマックス。山や鉾の組み立てがすすむなか、井上哲士参院議員や山中市議団長とともに、山鉾町保存会のみなさんを訪ねました。
●保昌(ほうしょう)山保存会の出島理事長と 出島理事長から「ご神体」の丹後守平井保昌(たんごのかみひらいやすまさ)の人形や、保昌山胴懸の下絵になった円山応挙作の屏風など貴重な伝承品を見せていただきながら、補修費用が大変であることやマンションが増えて人手が少なくなっているなどのご苦労をお聞きしました。
●南観音山の上で保存会のみなさんと 保存会の木村正之常任理事さんや木村万平さん(顧問)らにお話を聞きました。
木村正之さんは刺繍の名人。山や懸装品の保存・継承には文化財保護のための国庫補助が大きいそうですが、「懸装品の補修に私は思い入れがあって何年がかりでとりくんでいるが、技術を継ぐ者がおらん。材料の入手も大変になってきている。なによりお金がかかって…」と、大変心配をしておられました。
ほんとうに貴重な品々を見せていただきながら、祇園祭保存への熱い思いを聞き、あらためて、これを21世紀に継承させていく政治の役割を、考えさせられました。
06年7月12日(水)
亀岡市、南丹市を訪問2006
亀岡市の栗山市長を訪問し、党市議団とともに地方自治や憲法9条などについて懇談しました。
南丹市では、仲村助役と懇談。合併後の新しいまちづくりや地方財政をめぐってのお話をききました。
06年7月11日(火)
宗教者や文化芸術家を訪問2006
今日は、西山とき子前参院議員とともに、西山さんといろんなつながりのある宗教者や文化・芸術家の方々を訪問しました。
聖護院門跡本山修験宗の宮城泰年宗務総長にごあいさつ。「成宮さん、どんどん売り出して京都の人々の心に響く話をしてほしい」「私らの応援演説には10分以上は必要ですよ」と、激励・ご注文をいただきました。
●大原三千院の大島亮準さん
今年91才になられた大島亮準さん。
「数年前に共産党に出会い、東京の集会(党創立記念集会)にまで寄せてもろて話ができた。私は死ぬまで共生(ともいき)するつもりですよ」と、あたたかいお言葉をいただきました。
また、日本舞踊・創作舞踏家の西川千麗(せんれい)さんを訪ねました。…千麗さんのポーランド公演を実現するために西山とき子さんが奔走したことからのおつきあいだそうで、「女性九条の会」の呼びかけ人でもあります。
西川さんに、フランスの女性彫刻家カミーユ・クローデルの作品のなかで踊った最近の公演ビデオも見せていただき、ひととき、芸術の世界に…。
他、詩人の有馬敲(たかし)氏、調べ緒作家の山下雄治氏、などを訪問し懇談しました。
06年7月10日(月)
日本共産党創立84周年記念 地区ごとの集会スタート2006
リリコ日記(25)あかちゃんだっこ000_ririko)リリコ日記
「リリコな〜、ワニさんもラッコさんもできるねん!」…プールの季節です。3歳児クラスになり、保育園の屋上にある大きなプールに入るようになったリリコ。
目を輝かせて話す様子に、「大きくなったよ!」という気持ちがあふれています。
…かと思えば、「あかちゃんだっこして〜」「ばぶ〜ばぶ〜」
“赤ちゃんごっこ”が流行っている保育園のクラスは、ちょうど“おめでたラッシュ”で、お友だちの妹や弟が生まれているとのこと。…話すうち、「リリコは、いもうとのあかちゃんがいいな〜」なんて言われて、ドキリ!!
でもまあ、考えてみると、ついこの前まで“赤ちゃん”だった子どもたち。そばに、赤ちゃんがいるのって、ごく自然なことなんですよね〜。
子どもも、大人も、赤ちゃんが大好きなんです〜。
…それなのに、産み育てることが阻まれる社会って、やっぱりおかしい。原因を政治がつくっているなんて、ホントにおかしい。
みんなのそばに赤ちゃんがいる、当たり前の世の中にしたいから、やっぱり、がんばらなきゃね〜。
06年7月 9日(日)
漫画家たちの8/15展を見て2006
●赤塚不二夫さんの「絵手紙」の前で
立命大・国際ミュージアムで開かれている「漫画家たちの8・15展」を見ました。
1945年8月15日を、漫画家をはじめとした122人がどんなふうに迎え、何を感じたのかを、「絵手紙」で表現した展覧会です。
手塚治虫、赤塚不二夫、水木しげる、松本零士、やなせたかし、など日本を代表する漫画家や、海老名香葉子、山田洋次、黒柳徹子、など漫画家でない方も一文をよせ絵が添えられていました。
…天皇の玉音放送を聞いた熱い日、旧「満州」での真っ赤な夕日とカラス、空襲で家族と離別してしまったこと、かくしていた洋服を引っ張り出した、などなど、一人ひとりの強烈な体験が漫画家の表現力によってリアリズムで迫ってきます。
それは、子どもたちにとっての「せんそうのおわり」だったんだなぁ、と。そしていつも「戦争を始める」のは大人であり権力者。
…二度と「戦争する国」はあかん、とあらためて胸に刻んだ展覧会でした。
06年7月 6日(木)
宇治城陽で障害者「自立」支援法調査2006
●宇治共同作業所でワークセンターやデイセンターを見学
障害者「自立」支援法の影響調査のために、宇治共同作業所と城陽のみんな仲間共同作業所をたずねました。
宇治作業所では、宮本市議とともに、昨年開所した明るい建物で行われている空き缶回収やミシン作業、パンづくりなどを見学しながらお話を聞きました。
矢口府会候補と訪問したみんな仲間共同作業所でも共通して出された声は「利用者負担が重い」ことと「施設への報酬が低いうえに日割計算になり、実態にあわない」ということです。…「仲間が病気で休んでいる日でも、ぼくら職員は一緒に病院に行ったり家庭訪問をしたりしている。それを『欠席だからゼロ』とするのは、福祉現場のことを知らない考えだ」との話、なるほどそうだとよくわかりました。
これらは、党国会議員団の全国実態調査にもとづく緊急申し入れでもとりあげているこですが、ぜひ改善をかちとらなければならない、とあらためて痛感しました。
つづいて、宇治・城陽・久世教職員組合を訪問し、小中学校の教育現場の実態を聞きました。…みんながわかる授業のために少人数学級の願いが切実なこと、予算カットでの学校施設の老朽化や「いまだにクーラーがない」実態、教職員の長時間労働や管理強化など、深刻な実態がだされ、あらためて、国・行政が「30人学級」など教育条件を整備することが求められ、教育基本法「改悪」はとんでもないことがよくわかりしました。
06年7月 5日(水)
山城地区で大型店や駅のバリアフリーなど調査・懇談2006
早朝の青年宣伝「仕事・雇用」2006
06年7月 4日(火)
立命大で学習講演「資本主義の未来、社会主義の可能性」2006
●立命館大学で、民青同盟主催の学習講演&トークをおこないました
いただいたテーマは「世界の資本主義の未来、社会主義の可能性を考える」…不況と恐慌や、地球温暖化などの環境破壊に、世界中から「資本主義はこのままでいいのか」との声があがっていること、21世紀は「ポスト資本主義」=社会主義への模索が各地ですすむだろうという日本共産党の展望をお話ししました。
学生のみなさんからは、「新自由主義とは?」「社会を変える国民合意はできるのか?」「滋賀県知事選挙の結果をどう見る?」「反マルクスの研究者はどういうことを言っている?」など、たくさんの質問がよせられ、答えながら、参加者と一緒に考えました。
…成宮の講演の中身についてはともかく、“世界”“未来社会”という大きなテーマで、その未来に一番近い世代のみなさんと考えあう機会をいただいたことを、とても嬉しく感じました。「現状にあきらめるのでなく、未来をひらく生き方を」と呼びかけましたが、私もその一人として生きていきたいとあらためて思います。
06年7月 3日(月)
集配廃止問題で、郵便局長さんを訪問2006
●3郵便局が集配廃止され、周山局に統合される京北で
全国1048、府内25の郵便局で集配業務が廃止されることがあきらかになり、さっそく八木町の2局(八木局/神吉局)と、右京区・京北の3局(弓削/山国/黒田)、「統括センター」になる周山局を訪問しました。住民からは、配達時間やお年寄りへの声かけなど、これまでのサービスが後退するんではないかと不安の声が寄せられてますが、局長さんからは「まだ、はっきりしたことは言ってきていない」とのこと。「やはり過疎地の局が対象になっていて残念」「住民のみなさんへのサービス低下はさせないと言うが、実際はどうなるのか…」と局員さんも不安のようすでした。
郵政公社に、対象となる住民への説明をおこなうことや、実際のサービスを後退させな住民の運動などが必要と感じました。
06年7月 1日(土)