06年6月20日(火)
雛人形司・平安寿峰さんの新作展を訪ねる2006
●右京区にお住まいの雛人形司・平安寿峰さんを、島田、かみね府議、岩橋市議、娘のリリコとともにみやこめっせの新作展示会に訪問(写真右:寿峰氏)
一歩、足を踏み入れると、見たこともないような多彩な雛人形が100体近くも並べられた会場。平安寿峰さんの世界が広がります。
「人形の装束に西陣織の帯を使いはじめたのは20年近く前。最初は、上等の帯にハサミを入れるのかって叱られましたよ」と笑う寿峰さん。もっとよい人形を、との一念から西陣の帯を探し歩き、作って出してみたら大評判になったそうです。今回、展示されているのは、来春にむけての新作で、西陣の帯の装束の他に、伝統工芸品の京組紐などがつかわれ、「五穀」「源氏物語」「桜」などなどの題がついています。なかには天皇家に献上したものもありました。
一作一作がゆたかな世界を表現していて、寿峰さんのお話とあわせて、京都の“ホンモノのすごさ”に感激しました。…「おひなさん、みたい」と、一緒に行ったリリコは、はたしてホンモノの雰囲気を、感じとってくれたでしょうか?