06年5月 8日(月)
新しい政治へ、府内キャラバン京丹後からスタート!2006
●“出産できない”…医療の地域格差つくった政治の転換を
8日は、京丹後市で医療や漁業関係と懇談(荒田保次府会候補、西山とき子前参院議員、松田・平林・森市議も同行)。弥栄病院では大西院長から、医師の引きあげで休止になった産婦人科だけでなく、外科や救急医療の存続も危うくなっている実態をお聞きしました。「これは丹後だけの問題ではない。『医者が多すぎる』いって、減らしてきた自民党政府・厚生省の責任です。国も府も真剣にやるべきだ」とのご意見をうかがい、医療でも地域やお金のあるなしによって格差を拡大してきた政治を転換する決意をあらたにしました。他、丹後ふるさと病院やたんご協立診療所も訪問しました。
●漁業や織物業、農業で「食べていけない」
網野町で漁師をしておられる由良敏雄さん宅では、「輸入海産物や大手のせいで魚が安くなり、食べていけない。輸送料のほうが高くつくから、捕った魚を海へ返すことだってある」とのお話。また織物をしておられる奥さんにお聞きすると、「帯を一本織っても工賃は3700円にしかならない。時給で300円にもならないんです」とのこと。…漁業や織物業では暮らせない、若い人が食べていけないという実態に、政治のゆがみを痛感しました。