06年4月28日(金)
教育基本法「改正」案の国会提出に抗議宣伝2006
本日、小泉内閣は教育基本法「改正」法案を閣議決定し、国会に提出。会期末(6月18日)までに成立をねらっています。この動きに、京都でも緊急の抗議宣伝行動がおこなわれ、成宮まり子も四条河原町で「子どもと教育・文化を守る京都府民会議」のみなさんとともに訴えました。
●「国を愛する態度」をおしつけ、政府による教育内容への介入。そのねらいは…
私は、「改正」法案の大問題は、1. 子どもが「国を愛する態度」をもつことを、学校教育の目標にしておしつける(点検もする)こと、2. いまの基本法が、侵略戦争の反省から、政府が教育の内容にあれこれ口を出してはならないとしているのを変えてしまい、国家権力が介入できるようにすること、だと思います。
そしてそのねらいは?…教育基本法「改正」論の人たちが、憲法「改正」論者でもあることを見てほしいと思います。憲法9条を変えて“戦争する国”へ、それを担う”人づくり”をしようというねらいが、透けて見えるではありませんか。
たたかいは、国会審議という重大な段階に移りますが、多くの人々に問題点を知っていただき、力を合わせて廃案に追い込みたいと思います。