06年4月11日(火)
「くらしと憲法まもる運動ひきつづきがんばる」と衣笠洋子さん2006
9日投票の京都府知事選挙。「民主府政の会」の衣笠洋子候補は、26万9740票(得票率34.4%)を得ましたが、残念ながら当選することができませんでした。
昨夜の報告集会で衣笠さんは、「力一杯走ってこられたのはみなさんの励ましがあったから。切実な声に応えられなかったのは悔しいけれど、私たちの政策や運動は負けていなかったと思う。これからひきつづき、くらしや憲法をまもる運動でがんばります」と、あの“衣笠スマイル”で決意を話されました。
●府知事選挙に関して、成宮まり子のところにも、保育士さんやママ・パパでつくった“右京子育て保育ネット“の仲間から、たくさんのメールがよせられています(写真:「3.9右京のつどい」でリリコと手をつないで…)
★家族そろって投票行ったよ。うちはいっつも家族そろってやけど、他に家族連れや若い人が全くいなかったのが不思議。いちばん関心持っていいはずの世代の姿がなくって…。ニュースでは「大増税時代」とかやってんの見て、お酒もタバコも年金もその他諸々どんどん取られるお金ばっか多くなるって言ってて、ものすごいヘコんだ。せめて府知事は負担を軽くしてくれそうな人がいい、子育てしやすい京都になればいいって、期待と願いを込めて投票したよ。(開票前、右京20代ママ)
ほんとうに、投票率が38.8%と史上最低だったこと、若い世代はさらに投票に行ってないということには、う〜ん…と考えこんでしまいます。あまりにひどいいまの政治への不信や「オール与党相乗り」批判もあるでしょう。山田候補の得票は、昨年総選挙での4党比例票のたった46.5%ですから。
一方で衣笠さんは、日本共産党比例票の139.5%を獲得。出口調査では投票した無党派層の半数近く、民主支持者の3分の1も衣笠さんに入れたと報じられています。…もっと多くの無党派層や他党支持の方にも、「あきらめないで1票で政治を変えましょう」「あたりまえのくらしや平和を願うみなさんと、日本共産党と、ご一緒に力をあわせましょう」との声を、届けきれる力を、私たちがつけていかないとあかんと痛感します。
…府民のくらしも平和も、切実さは待ったなし。私らはヘコんでたらあかん。衣笠さんのように、周りの人々に希望の光を灯すたたかいを、今日からまた心あらたに始めたいと思います。