06年3月20日(月)
「医療改悪に反対」と町のお医者さん次々2006
●内科・小児科・整形外科・産婦人科・眼科・歯科・耳鼻咽喉科…このところ、“町のお医者さん”を訪ね歩く日々です
小泉内閣が国会に出してきた「医療制度改革」法案は、国民に新たな負担をおしつけ、「保険証がきかない」医療を拡大するとんでもない内容。この大改悪をやめさせようと、日本共産党が出した「緊急アピール」を手に、右京区でかみね・島田府会議員とともに、町のお医者さん約60軒を訪ね、ご意見をうかがいました。
「保険外診療には反対だ。患者負担が大きくならないよう、私は保険がきく診療しかしていません。こんな法案が通れば金持ちしか医療を受けられない世の中になってしまう」(眼科医)
「どんどん患者負担が増やされ、国保料も高い。うちにも保険証のない方が来られたこともあり、お金はとれませんでした。共産党が言っているように、公共事業など税金ムダづかいをやめて医療にもっとお金をまわすべきというのは正論です」(整形外科医)
「歯科は保険外診療もあるが、保険証一枚で誰でも必要な医療にかかれるという日本の制度は世界でも優れたもの。それを壊してアメリカ型の格差社会にしてしまうなんていけません」(歯科医)
「診療報酬改定で、長期にわたるリハビリ治療などが大幅に切り捨てられれば、お年よりに今のような治療ができなくなってしまう」(整形外科)
…など、いのちと健康を守る専門家としての立場からの貴重なご意見をいただきました。また、多くの方が、「いまの小泉『改革』はとんでもない!」と、政治のあり方そのものへの危惧を表明されていました。
「格差社会」が大問題になっているいま、こんな医療改悪を許したら、さらに“命もカネしだい”になってしまいます。改悪をやめさせるために、ぜひ力を合わせましょう。
そして4月の知事選挙では、洛東病院つぶしなど小泉「改革」“京都版”をすすめるいまの知事ではなく、衣笠洋子さんを知事にして、あったかい府政をつくり、日本の政治を変える第一歩にしていきましょう。