06年3月 8日(水)
貴重品、ごみにするの!? 中古家電問題で調査と経済産業省交渉へ2006
●京都の業者からの声…「先月、中古アンプも対象と口コミで聞き、半値セールをしている。行政の通知はない。アンプやキーボードなどオーディオ機器は多くが中古や輸入品でPESマークはない。むちゃくちゃだ」(中古楽器店)、「問い合わせたが、もう決まったと言われた。うちはテレビや冷蔵庫など100点くらい抱えているが、そもそも猶予期間が5年・7年とは短すぎる。このままでは大量にごみになり、省資源化に逆行」(リサイクル店)、「そもそも中古家電は対象ではなかったはず。大失政だ」(家電業)など。
●8日の経済産業省近畿経産局との交渉では、「中古家電を対象とすべきでない。少なくとも法の適用延期、楽器やオーディオ機器を対象外に」と要望しました。交渉のなかでは、名器といわれる年代物オーディオ機器への対応の矛盾や、街づくりそのものが危機という各地の実態も出され、経産局は、「いま、1日150〜200件の問い合せがあり対応に追われている。要望は本省に伝える」と回答。私たちは、「実態をしっかり見て、過ちは正すべき」とつよく求めました。