05年8月19日(金)
事務所開きでの公約・決意2005
全国注目の京都4区でたたかいます、成宮まり子、35才です。よろしく。
選挙本番まで10日余り。…自民「分裂」や「刺客」さわぎは、いよいよ、自民党政治の賞味期限切れの現われです。増税や憲法改悪を競いあう、2つの自民党でも、民主党でも、ちがいはありません。自民党政治にきっぱり対決、たしかな野党、日本共産党を大きく。
解散以来11日間、私は、広い京都4区を駆け巡って、街頭から訴えて。子どもたちは夏休み、どこでも元気な声援。今日も瑞穂町で、プールから日焼けした笑顔で手を振ってくれた。
私にも、2才の娘。「子どもの笑顔・いのち、何よりも大切にしたい」から、すべてをかけてたたかいます。
1つめは、日本共産党・成宮まり子は、子育てママとして、「戦争をしない」ときめた憲法9条を守りぬき、子どもたちの未来に届けます。
戦後60年、戦争の体験を2人の方から聞いた。1人は78歳。戦争が終わった時、女学生。軍需工場に動員されて、肺を患って、お医者通う。軍需工場が空襲に、同級生が死んだ。「爆弾のかけらがおなかに刺さって、血を噴出しながら死んでいった友達もいた」。もう1人の方は、戦争が終わった時、5歳だったという方。「戦争が終わり、憲法9条というのができて、日本は戦争しない国になったと聞いた時、空が明るくなるような気がした。食べるものも着るものもなかったけど、戦争がないというのが、子ども心に一番嬉しかった」。
私には、戦争体験はないが、話をきき、これからの時代に、戦争は絶対くり返してはならない、と。
ところが、いま、イラクヘ自衛隊。国会では憲法9条をかえようと、自民・公明・民主が競っている。靖国神社。…いつのまにか、こんなに戦争と言うものが近くにある、これが戦後60年の日本の姿。じゃあ、10年後、20年後、日本はどんな国の形? …子どもたちの未来にも「戦争をしない国」を願う、すべてのお父さんお母さんに、すべての国民に、私は呼びかけます。
国会の9割をしめている、自民・公明・民主の改憲勢力にきっぱり対決する党、日本共産党を大きくしましょう。憲法9条守れというすべてのみなさんの願いを、日本共産党・成宮まり子にお寄せください。
2つめに、日本共産党・成宮まり子は、郵政民営化に反対するとともに、弱い者いじめの小泉「改革」、大増税計画をやめさせます。
私が郵政民営化に反対するのは、この間、京都4区にある、特定郵便局77のうち47を訪問して、局長さんや住民のお話をうかがい、身近な郵便局が、住民生活の命綱であることを実感をもって知っているから。…亀岡や船井では、「農協が合併でなくなった。『民営化』で郵便局もなくなれば、お年寄りが年金を受け取るのに、タクシー飛ばしていかんならん」「次は、小学校さえなくなるんでないか」と悲痛な声があがっています。
何人もの局長さんが、「災害の時、郵便局は無料で小包や義援金を届けてきたんですよ。民間宅配会社は配達を断った。避難所にも1人1人訪ねたんです。こんなこと民間にはできません」と胸をはっておられました。「住民の福祉」を目的に、郵便・貯金・簡保で、全国のネットワークで支えているからこそできる仕事。国民の財産である郵便局の民営化に、反対します。
そして、暮らしも福祉も雇用も壊す、弱い者いじめの小泉「改革」、そのものをやめさせます。
医療、年金、介護保険。
若者たちは、正社員で働きたいのに、不安定な派遣やパートやアルバイト…「改革」と言って、大企業のリストラや首切りを応援してきた結果。
中小業者や農業の方は、「構造改革」のせいでつぶされる、と悲鳴の声。
首相の言う「構造改革」とは、弱い者いじめの政治だった、そのことがもう、この4年間の小泉政治で、あきらかになったんじゃないでしょうか。
ところが首相は、「さらに改革をすすめるんだ」と、大増税をおしつけようっていうんです。
庶民に痛み、大金持ちは減税。
京都で一番になったアイフルの社長さん、9億円の税金を納めたそうですが、所得税の減税でなんと4億円もまけてもらっているそうです。
今度の選挙は、こんな弱いものいじめの政治を変えるために、日本共産党とご一緒に力をあわせましょう。小泉政権の最初から、国民の立場で対決してきた、日本共産党が伸びてこそ、弱いものいじめや大増税をストップできます。
3つめに、日本共産党・成宮まり子は暮らし応援、とりわけ、未来を担う若者や子育て世代を応援する政治をすすめます。
子育て世代の悩み、その1…「子育てにお金がかかりすぎる」。子育て世代への思い切った支援が必要です。保育園や学童保育士さんの予算を増やします。「子どもの医療費を小学校入学前まで無料に」、「学校のクラスを30人学級に」するために、力をつくします。子どもの医療費は、日本共産党と住民のみなさんが力をあわせて大きく制度を前進させてきました。…民主党は「子育て支援」「児童手当を増額する」と言っているが、その財源を、配偶者控除や扶養控除などをなくした増税分でつくるという、これでは、子育て世代の負担は軽くなりません。私、日本共産党・成宮まり子は、公共事業費などのムダをなくし、税金の使い道を変えることこそ必要だと考えます。
子育て世代の悩み、その2…「残業で、夫の帰りが遅すぎる」「子育てママが独りぼっち」。日本共産党・成宮まり子は、残業時間や労働時間を短くして、家族との時間、そろって夕食や、文化・スポーツを楽しめる社会へ全力をあげます。サービス残業の規制で政治を動かしてきた日本共産党がもっと大きくなってこそ、「家族にパパを取り戻す」、「人間らしく生きられる」日本への大きな力になります。
最後に
最後にみなさん、自民党は、この選挙区に、公認と非公認がでるそうです。でも、国民にとっての大事な、増税や改憲という問題で、自民の2人も、民主党も変わりません。
国民の立場で、弱い者いじめの増税ストップ、憲法改悪ゆるさないとがんばるのは、日本共産党の成宮まり子、ただ1人ではないでしょうか。
どうぞ、日本共産党を大きく大きく、比例選挙で伸ばしてください。京都4区では、21世紀奥深くまで、暮らしや平和を守る仕事ができる、私、成宮まり子が、勝利のために全力あげます。がんばります。ありがとうございました。