05年7月29日(金)
京都タワー前「近畿デー」での訴え2005
7月29日、京都タワー前でおこなった「近畿デー」での訴えを紹介します。
こんにちは。京都4区成宮まり子です。2歳の娘を持つ母親として、子どもたちの未来に憲法9条を必ず届けたい。安心できる日本をつくりたい。その決意で全力でがんばります。比例代表では日本共産党、京都4区では私、成宮まり子へ、どうかよろしくお願いいたします。
みなさん注目の郵政法案。首相はいま追いつめられています。追いつめているのはだれか。郵政ばかりに熱中し国民の痛みを顧みず、さらに痛みを押しつけようとする今の政治。これへの国民の怒りと批判が、小泉政権を追いつめているんではないでしょうか。さらに郵政法案そのものについても日本共産党の論戦が、政府を追いつめてきました。民営化の本当の狙いが、郵貯や簡保、国民の財産を大銀行やアメリカに売り渡すものである。そのことを一貫して追及し、明らかにしてきたのが日本共産党です。
私は国会とむすんで、京都4区の地域の特定郵便局の局長さんの声を伺ってきました。亀岡や船井郡では農協が合併でなくなった。郵便局がなくなれば、お年寄りが年金を受け取ることさえできない。過疎の町になってしまうと、切実な声をお聞きしました。西京区、右京区では、災害の時に郵便局が無料で救援物資を配達してきたことをお聞きしました。あの新潟の山古志村でも、宅配業者が断るなかでも郵便局が最後まで配達し、避難所まで届けてきたって言うんです。まさに民間にはできない、国民の財産ではないでしょうか。郵便局が国営で、住民の福祉の増進を目的にしているからこそできる仕事です。この国民の財産を、大銀行やアメリカに売り渡すなど、持ってのほかです。ところがみなさん、じつは自民、公明の与党とあわせて、民主党も郵便局を無くしてしまえと、こういう方針なんです。郵貯や簡保は廃止・縮小。なぜなら銀行を圧迫するからだと言うんですけど、政府以上に大銀行の要求を飲んでしまっているのが、みなさん民主党ではありませんか。これでは国民の財産を守ることはできません。
これ対して日本共産党は、大銀行やアメリカのための郵政民営化を根本から批判し、国民の立場でがんばっています。これができるのは、財界やアメリカに顔を向けた今の政治、日本の政治全体を大本から変えて、国民が主人公の政治に切り替えるためにがんばっている。そういう党だからです。
みなさん、今度の選挙では日本共産党を大きく伸ばしてください。悪政を正面から批判し、どんな問題でも国民の立場でがんばる本当の野党、日本共産党をどうぞ大きく伸ばしてください。比例では日本共産党を。京都4区では私、成宮まり子をご支援いただきますことを重ねてお願いを申し上げまして、私からの訴えとさせていただきます。ありがとうございました。