10年6月 5日(土)
くらしの怒り、「現場」の声を国政へ新着
お金のあるなしで「いのちの格差」ゆるせへん
「高い国民健康保険料が払えず、保険証を取り上げられ、年金まで差し押さえられた」−ある個人タクシーの運転手さんの悲痛な訴えです。
医師不足の解決や医療体制の充実へ、各地の医療関係者と懇談し、政府や京都府などにも申し入れてきました。みなさんの運動と力を合わせ、子どもの医療費無料化も多くの市町村で大きく前進しました。国保料(税)の引き下げ、保険証とりあげストップなど、いのちを守るため、必ず政治を動かします。
「使いすて労働あかん」まともにくらせる仕事を
雇用問題は私のライフワーク。「安心した仕事に就けない」という悔しい声をいっぱい聞いてきました。「派遣切り」の嵐のなかで、京都の大企業に「雇用を守れ」と申し入れ、仕事も住まいも失った人たちの支援ボランティアを続け「現場」の声を届けて失業者対策などを前進させました。労働者派遣法を「抜け穴なし」で抜本改正。学生就職難の解決。学費値下げへ―だれもがまともに働き学べる社会へ力を合わせましょう。
ものづくり・中小企業、農林漁業こそ宝
私はこの間、京丹後市から南山城村まで、府内を駆けめぐってきました。「社長である自分の給料は出なくても、従業員を守りたい」「先祖代々の田畑を荒地に戻したらアカン」という中小零細業者や農業者の声を胸に刻んできました。業者の固定費補助や緊急対策を政府や自治体に要望し、リース代の支払い猶予など要求が一歩前進しています。中小企業や農林漁業を経済の主役にする政治へがんばります。