成宮まり子の参議院選挙・政見放送
■みなさん、私、日本共産党の成宮まり子です。7歳の娘を持つ母親です。
私は、前の選挙の後、3年間、京都中をかけまわってきました。みなさんが「暮らしがほんまに大変や」とおっしゃいます。この選挙には、暮らしといのちがかかっています。
だから私は、消費税の増税は絶対に反対です!収入の少ない方に重くのしかかる消費税を「10%」なんて、4人家族で16万円が吹っ飛んでしまいます。モノが売れなくなり、景気がもっと悪くなるじゃありませんか。
しかも、民主党・菅さんも、自民党も、「消費税は上げる、大企業の法人税は下げる」と言うんです。これは日本経団連が言ってるのと同じですよ。だいたい「大企業減税の穴埋めに、消費税を増税」では、社会保障もよくならないし、財政も立て直らないじゃありませんか。
財源は、消費税ではなく、ムダづかいの軍事費・米軍「思いやり予算」や、政党助成金を削るべきです。大企業・大金持ちへのゆきすぎた減税をやめたらいいんです。
■私は、暮らしを守り、本当に景気をよくするために、大企業ばかり応援する政治をあらためます。
まず1番に、誰もが安定して働けるよう、正社員を増やすルールをつくります。「派遣切り」の嵐のなかで、私は京都中の大企業に「派遣切りやめて下さい」と、申し入れてきました。仕事も住まいも失った人たちの力になりたいと、京都駅での炊き出し・生活相談を、毎週、もう1年半、続けてきました。みんなが「安定した仕事がほしい」と一生懸命なのに、人間をモノのように使い捨て、クビを切る、こんな世の中は本当におかしいですよ。
私は、労働者派遣法を抜本改正して「正社員が当たり前」にします。就職難に苦しむ学生や若者への支援をつよめ、高すぎる大学や高校の学費を、値下げします。
■2つめに、日本経済の主役である、中小企業、農・林・漁業を応援します。京都は、中小企業・伝統地場産業のまちじゃないですか。大企業による「下請いじめ」をやめさせ、中小企業憲章をつくって、予算をいまの5倍、1兆円に増やします。
■3つめに、「お金のあるなしで、いのちに格差」なんて、あんまりです。私は、高すぎる国民健康保険料を引き下げ、保険証とりあげをやめさせます。子どもの医療費を小学校卒業まで無料にし、インフルエンザやヒブワクチンを無料にします。後期高齢者医療制度や、障害者「自立」支援法をすぐに廃止します。
医師不足の問題、京都の北部や南部の現場のみなさんと、ずいぶん懇談を重ねてきました。国の責任で、緊急に医療体制を充実させます。
■私にとって、「沖縄・平和」の問題は、政治を志した原点です。1995年、米兵による少女暴行事件が起きた時、いてもたってもいられず沖縄での抗議行動に参加しました。それ以来、米軍基地をなくそうと、とりくんできました。普天間基地は無条件撤去すべきです。
日本共産党の志位委員長は、アメリカまで行って、沖縄の声をアメリカ政府に届けてきたんです。「平和を守る」というなら、みなさん、アメリカの海兵隊ではなく、日本の憲法9条こそ一番です。
■みなさん、去年の総選挙で問われたのは、自民党の「古い政治」を変えることではなかったでしょうか。いま、みなさんの願いにこたえて「政治の中身」を変えるには、財界・大企業にも、アメリカにも堂々とモノを言う、日本共産党が必要です。
定数2の京都選挙区では、私、成宮まり子を、ぜひ押し上げてください。比例代表は日本共産党とお書き下さい。
成宮まり子のホームページもご覧下さい。よろしくおねがいします。